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本田圭佑氏「投資がリスクという感覚さえない」

「1」ドローン社会の実現を目指すエアリアルラボ

2018年3月22日(木)

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 サッカー日本代表に復帰した本田圭佑氏(メキシコ・パチューカ)。

 彼はサッカー選手だけでなく、起業家や教育者としての顔も併せ持つ。自ら「KSK Angel Fund」を立ち上げ、既に国内外で30以上のスタートアップに投資している。現役のサッカー選手を続けながら、なぜビジネスの世界にも関わり続けるのか。本連載では投資した企業のトップインタビューも交えながら、本田圭佑氏が自らの投資哲学を語る。

 1回目は、ドローン社会の実現を目指すAerial Lab Industries(東京・港区、以下エアリアルラボ)だ。

本田圭佑(ほんだ・けいすけ)氏
サッカー選手、起業家、教育者。国連財団「Global Advocate for Youth(青少年のための国際的支援者)」、MITメディアラボ 特別研究員

 もともとサッカーにしか興味がなかったんですよ、僕は。ただ、10年前に海外に出てから、チームメートが給料の半分以上をアフリカとか南米の母国に仕送りしていることを知って心底驚いた。年齢は20代前半で、当時の僕と同じ世代ということもあり、自分自身を見直すほどの衝撃を受けました。

 それで、そういった恵まれない境遇の人達に、自分がサッカーのプレーで活躍する以外にできることはないか?と考えるようになった。それを行動に移したのが2012年。「SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL」を始めました。『世界中の子ども達に夢を持つ大切さを伝えたい』という理念を持ちながら、ここまで6年間、サッカースクールを少しずつ広げてきました。今では6カ国で約80校にまで広げています。

 ただ、ずっと抱えていた悩みがありました。途上国では多くの子どもがサッカーをする余裕さえなく、10歳にも満たない子どもが親の仕事を手伝っているという現実がある。それで、次はサッカーではなく、世界の経済について考えるようになりました。今の自分にできることは何か?そこで出した答えがエンジェル投資でした。世界の経済について同じような想いとビジョンを持った起業家に投資をすることで、5年後、10年後に世界で新しい雇用を創出し、生活に必要なあらゆるモノが安価で手に入る世の中が来れば、今よりも随分とマシな世界になる。そしたら、子ども達も好きなサッカーをやれるようになる。というのが、僕がエンジェル投資を始めることになった理由です。

 僕が投資でも貫いているのは「pros and cons(プロズ・アンド・コンズ)」という考え方です。どんな物事にも長所と短所があり、まずはリスクをとって始めてみるということです。基本的に、僕は良い面しか見ないんで。人生一回きりなんですから、悪い面ばかり見てもしょうがない。自分としては投資がリスクという感覚さえないんですよ。だって、何もしないことの方がリスクだから。

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「本田圭佑の投資だって「pros and cons」」のバックナンバー

  • 本田圭佑の投資だって「pros and cons」

    2018年3月22日

    本田圭佑氏「投資がリスクという感覚さえない」

一覧

「本田圭佑氏「投資がリスクという感覚さえない」」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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