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「部下が指示を忘れる?」降格で知るその理由

逆境の時こそ、明るく元気に前向きに

2016年8月24日(水)

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 唐突ですが、豚は天ぷらにすごく合う。

 食感も、肉の旨味も、天ぷらにぴったりなんですね。今回の「マカロニサラダと食べる ポークロース生姜だれ天丼」は、スペイン産の、サシが控えめで赤身がおいしい豚を使っていますからなおさらです。

 でも、この天丼の秘密は、私が考える究極の一つだと思う作り方をしているんですよ。ご想像通り、私の美味しいものの「究極」はけっこういっぱいあるんですが(笑)、それは、「あったかいモノと冷たいモノ」の組み合わせです。

用松 靖弘(もちまつ・やすひろ)
テンコーポレーション社長。1955年、大分県生まれ。77年3月に同志社大学経済学部を卒業し、ロイヤル(現ロイヤルホールディングス)入社。2011年にロイヤルホスト常務を経て、2012年より現職。2016年3月よりロイヤルホールディングス執行役員を兼務、ロイヤルホストなどの外食事業を担当。テンコーポレーションの社長に就任した年より4年間で、既存店前年比を20%以上伸ばしている。

 これ、デザートの世界ではありますよね。そう、例えばアフォガート(affogatoはイタリア語で<溺れた>の意)です。熱くて苦いエスプレッソに冷たいアイスクリームを入れる。あと、アップルパイアラモードも温かいと冷たいの組み合わせです。

 わたしが育ててもらったロイヤルホストでも、「CCブラウンサンデー」というのがあってですね、口が開いた銀色の容器(洋白パフェカップ)の底までみーっちりとバニラアイスが詰まっていて、生クリーム、クラッシュアーモンド、シロップに漬けたチェリーをトッピングして、容器は霜が降りるくらい冷え冷えです。そこに、54度に温めたチョコレートソースをかける。

 ああ、もちろん、ソースの温度が違うと江頭匡一ファウンダーに雷を落とされます(前回参照)。

 これはおいしいですよ。温かいのと冷たいのが口の中で一つになる。「究極の美味しさだ」と思った経験の一つです。ロイヤルホストでは、これに似た「ホットファッジサンデー」があります。調べてもらいましたら、オリジナルのCCブラウンサンデーは、プレミアムロイヤルホスト駒沢店(東京都世田谷区)、プレミアムロイヤルホスト住吉店(福岡県福岡市)で食べられるそうです(2016年8月時点)。

マカロニも天ぷらにするつもりでしたが

 また話がずれちゃいましたけれど、つまり、スイーツでは知っていた「温かさと冷たさ」を、天丼でもやってみようというのが、「ポークロース生姜だれ天丼」なんですよ。

 前に、「ポテサラ天」(イラストのイトウエルマさんが紹介してくださいました。リンクはこちら)をやりましたので、当然、「マカロニサラダも天ぷらにするかな」と思っていました。はい、なんでもかんでも天ぷらにするのです、私(笑)。ところが、作ってみますと、食感に納得がいかない。開発メンバーと「どうしようか」と悩んだのですが、試しに冷たいままのっけて食べたら、いける。ああ、そうか、「温かいと冷たい」だ、これでいこう。オプションで冷たい半熟玉子も付けよう、となりました。

 熱々の豚天と生姜だれだけでももちろん美味しいのですが、そこに冷たいマカロニサラダ、さらに冷えた半熟玉子をプラスすると、もう見たこともない天丼となり、お行儀にこだわらずに「混ぜて食べる」しかなくなります(笑)。勢いよくかきこんでください。口の中は熱くて冷たくて美味しくて大変なことになりますよ。9月14日までの期間限定メニューですので、是非、今のうちに。

 さて、前置きがずいぶんと長くなりました。今回はサラリーマンだったら誰でも平静ではいられない「降格」のお話をしましょう。もちろん、自分自身のことです。

コメント2件コメント/レビュー

すごい大変な道のりのはずなのに、ちっとも大変そうに見えず、却って楽しそう。
「逆境の時こそ、明るく元気に前向きに」ということなんでしょうね。

逆境での心構え、上司と部下の関係、共通の意思疎通の土壌形成、うまい喰いもん、内容盛りだくさんで楽しませて頂きました。読後の私の表情もちょっとは明るくなったと思います(自分じゃわからないけど)。(2016/08/24 13:38)

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用松 靖弘

用松 靖弘(もちまつ・やすひろ)

テンコーポレーション社長

1955年、大分県生まれ。'77年3月に同志社大学経済学部を卒業し、ロイヤル(現ロイヤルホールディングス)入社。2011年にロイヤルホスト常務を経て、2012年より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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すごい大変な道のりのはずなのに、ちっとも大変そうに見えず、却って楽しそう。
「逆境の時こそ、明るく元気に前向きに」ということなんでしょうね。

逆境での心構え、上司と部下の関係、共通の意思疎通の土壌形成、うまい喰いもん、内容盛りだくさんで楽しませて頂きました。読後の私の表情もちょっとは明るくなったと思います(自分じゃわからないけど)。(2016/08/24 13:38)

勝ち組が管理職になり、経営者になる。こういう勝ち組は概して「普通組」のことを理解できなくなる。当然、勝ち組と普通組との言語が違う事も認識できなくなる。オーナー社長が「頑張れ!」と社員に言えば、社員は「俺(社長)の為にお前らはもっと働け」と理解する。この程度の意思伝達能力では社員が頑張るはずがない。降格人事とは部下の目線を思い出せ。価値観を共通できるようになった上でなければ部下と連携できないという意味ではないでしょうか。もともと勝ち組になる人間は普通組より少し頑張る意欲があることと、普通組が真面目だが余り頑張らないから昇進できた人たち。自分が昇進したとたんに普通組に頑張ることを期待すること自体に無理がある。普通組には無理・無駄をさせないで如何に楽に仕事をさせるかが大事。無駄な頑張りはフラストレーションを増幅させる。効率よく働くことで成功体験を楽しませることで、より意欲を出させるようにするのが上司の役目。その中から才能と意欲のある人材を引き上げる事が組織の人材の層を分厚くさせる戦略でしょう。(2016/08/24 09:03)

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