「目が悪くなった」には2つの意味がある

矯正視力1.2が目安

私たちは目を酷使してしまうことがある

 ヒトは、情報の90%を目から収集します。昨今のデジタル社会では、目から収集する情報の量とその価値は、急速に増加し続けているといえるでしょう。

 本コラムでは、そんな「目」の話を中心に、大学病院で医師として臨床、研究、教育、病院経営に携わっている筆者の“昨日聞いた話”をビジネスパーソンの皆様にお届けしていきます。

 五感の中でも、目からの情報はバラエティーに富みます。色、大きさ、形、動き、立体感など、様々な情報を含みます。目からの情報収集は、スポーツ、勉強、仕事、あらゆるシーンで重要です。ゲームやスマートフォンを使いこなせるのも、目の働きが大きな役割を果たします。

 しかし、私たちは普段から目を、知らず知らずのうちに酷使してしまっていることがあります。

 例えば、パソコンのディスプレイやスマートフォンの画面を長時間見つめる、薄暗い場所で本を読む、度数の合わない眼鏡やコンタクトレンズを使い続ける──。多くの人が思い当たるところがあるのではないでしょうか。

 もし、眼精疲労(目を使う作業を続けることで、目のかすみや痛みなどが起こる症状)やドライアイ(涙の分泌量の減少、涙の質の低下などによって、目の表面を潤す力が損なわれる症状)などの症状が現れ始めたら、危険信号です。こういった諸症状は、生産性や集中力を低下させることが科学的にわかっています。忙しいビジネスパーソンだからこそ、なおさら目のメンテナンスは必須なのです。

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著者プロフィール

猪俣 武範

猪俣 武範

順天堂大学医学部医学科助教

2006年順天堂大学医学部医学科卒。12年に同大で医学博士号取得。12~15年にハーバード大学医学部眼科スケペンス眼研究所へ留学。留学中、ボストン大学でMBA(経営学修士号)を取得。

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