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「不完全」ゆえに拡散したシン・ゴジラ

  • 小笠原 傑(日経BP社 デジタル編成局オーディエンス開発部)

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2016年10月3日(月)

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日経ビジネスオンラインでは、各界のキーパーソンや人気連載陣に「シン・ゴジラ」を読み解いてもらうキャンペーン「「シン・ゴジラ」、私はこう読む」を展開しています。
※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。

私は普段、日経BP社のデジタル編成局で働いている。コンテンツを作る側ではなく、製作されたコンテンツをデジタルという手段でいかに世間に広めるか、読者に届けるか、ということを考えて実行する部署だ。そのため、いつもは原稿を書く立場にはない。だが、こういった仕事をしている私だからこそ映画「シン・ゴジラ」には感じるところがあった。それをここに書いてみようと思う。

 鍵になる言葉は「広がる」だ。

 そもそも「シン・ゴジラ」に興味を持ったきっかけは、公開直後に「シン・ゴジラ」を鑑賞した友人のツイートであった。「大満足」という趣旨のツイートを目にした私は、ゴジラ関連のキーワードでツイッターを検索していたところ、一つのツイートが目に留まった。

 「シン・ゴジラ」が豪華キャストで製作されていることはもともと知っていたのだが、まさか野村萬斎がゴジラの“中の人”になるとは。興味を引かれた私はそこからインターネットで情報を収集し、今までのゴジラ映画は基本的に着ぐるみによる特撮であったことを知り、野村萬斎が“演じた”ゴジラを観てみたいと思った。

 狂言とゴジラ、思いつきもしない発想である。そしてそのまま近くのシネコンの予約をインターネットで完了させ、野村萬斎のゴジラ役を鑑賞しに出かけることにした。ここまで友人のツイートを見てから10分程度の出来事である。

コメント4件コメント/レビュー

日経系列といえば年配の社長部長が読むものというイメージでした。それを覆す特集コーナーだったと思います。私もシンゴジラ特集がなければ日経IDに登録する事などなかったことでしょう。
またネットに親和性の高い40代以下のオタ層はマスコミに対する不信感もまた非常に強いです。
その中でこれ程の高い評価を受けまた拡散されたのは、編集長以下取材側もまた取材された側も、作品に対して「燃(萌)え」て、それを他者に伝えたくて発散したくて堪らない状態、オタクにとっては馴染み深いあの感じを抱いたのだろうと思うと微笑ましく、またその真摯さやマスコミュニケーションの本質性を評価したのだと思います。
余談ですが書籍版には日経MJさんの「御社も弊社も木っ端微塵」記事も載せて頂けると嬉しいです。(2016/10/04 19:58)

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日経系列といえば年配の社長部長が読むものというイメージでした。それを覆す特集コーナーだったと思います。私もシンゴジラ特集がなければ日経IDに登録する事などなかったことでしょう。
またネットに親和性の高い40代以下のオタ層はマスコミに対する不信感もまた非常に強いです。
その中でこれ程の高い評価を受けまた拡散されたのは、編集長以下取材側もまた取材された側も、作品に対して「燃(萌)え」て、それを他者に伝えたくて発散したくて堪らない状態、オタクにとっては馴染み深いあの感じを抱いたのだろうと思うと微笑ましく、またその真摯さやマスコミュニケーションの本質性を評価したのだと思います。
余談ですが書籍版には日経MJさんの「御社も弊社も木っ端微塵」記事も載せて頂けると嬉しいです。(2016/10/04 19:58)

SNS的に言えば「メタ発言」、ならぬメタ記事。でもそこが面白かった。(2016/10/03 14:23)

映画もソーシャルメディアとの関係性を考えて
いかなければならないのか
とりあえずもう一度観てから
私も補完したい(2016/10/03 12:28)

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