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『シン・ゴジラ』に、JAL再生の稲盛氏を見た

2016年10月12日(水)

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日経ビジネスオンラインでは、各界のキーパーソンや人気連載陣に「シン・ゴジラ」を読み解いてもらうキャンペーン「「シン・ゴジラ」、私はこう読む」を展開しています。
※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。

企業の風土改革や事業再生、リーダーシップ教育を手掛けるセルムの加島禎二社長に、『シン・ゴジラ』の読み方を聞いた。リーダーシップ、マネジメントだけでなく、人材教育からブランド再生まで、多面的に語る。

『シン・ゴジラ』を見てどのような印象を受けましたか。

加島禎二(以下、加島):私が劇場で鑑賞したとき、映画のエンドロールが終わるまで、誰一人として席を立たなかったのが印象的でした。知人に聞いても、みんなそうだったと言うんです。この作品をどう解釈したらいいのか、何だったんだろうというモヤモヤした感じが残ったのでしょう。誰1人泣いている人はいないのに、です。面白いのはもちろんなのですが、この見終わった感覚の新しさに感動しました。

加島 禎二(かしま・ていじ)
1967年神奈川県生まれ。上智大学文学部心理学科卒業後、90年にリクルート映像入社。営業、コンサルティング、研修講師を経験。98年に創業3年目のセルムに参加し、2002年取締役企画本部長に就任。2008年、常務取締役関西支社長を経て2010年社長に就任。写真:丸毛透。

モヤモヤを消化する際、加島さんは何を思い浮かべましたか。

加島:日本航空(JAL)の再生を引き受けた稲盛和夫さん(京セラ会長)が頭をよぎりました。

 まず、『ゴジラ』の監督を引き受けた監督の視点に立って考えたのだと思います。歴史と伝統があり、『ゴジラ』は日本で1つの文化として根付いている。とはいえ、長い間国内版のゴジラは新作が公開されていなかった。

 それを引き受ける覚悟。これは、かつての名門企業だったJALが凋落した際に、再生を引き受けた稲盛さんを彷彿とさせた。稲盛さんはJAL再生を引き受ける前に、相当考えたと聞きます。『シン・ゴジラ』の総監督を務めた庵野秀明さんは、それぐらいの覚悟があったのではないでしょうか。

歴史あるものの「復活」を期しての登板。どのあたりが特に難しいのでしょう。

加島:ロングセラー商品はその長い歴史の中で、いろいろなしがらみがまとわりついている。だが、リポジショニングしなければ復活の道は限られている。従来のファンは支持しても、新たなファンの獲得は難しいからです。

 私の知人に、スイスの「ネスレ」のブランドマネジャーを務めた人がいます。常に同じ商品が、世界中で展開されているように見えているかもしれません。ですが、その時々のブランドマネジャーが相当な思いを込めてリポジショニングをして、引き継いできた結果なのです。

 歴史を知れば知るほどどうしたらいいんだろうと悩むでしょう。身が縮こまってしまう思いと戦いながら、新しいネスレを創っていかなければならない。

 『ゴジラ』も、その長い歴史を考えると、そぎ落とせないしがらみはたくさんあったのではないでしょうか。

コメント2件コメント/レビュー

この連載の中で一番つまらない記事だった(2016/10/21 07:05)

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「『シン・ゴジラ』に、JAL再生の稲盛氏を見た」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

この連載の中で一番つまらない記事だった(2016/10/21 07:05)

単純に娯楽映画であり、何か符号が隠されているとか、作者の意図はどうだったかを推測して面白がる必要は無い。
福島のアンチテーゼという人もいるかもしれないし稲盛氏に投影するのも自由だが、解釈はそれぞれ勝手にすればよく、それを共通認識にしたところで意味は無い。
ウルトラマン、ウルトラセブンのように作者が自らその意図を語るのであれば話は別だが。(2016/10/12 10:38)

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