• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

ガキ大将トランプ氏、小学校の先生にパンチ!

間近に迫った大統領選の予習、トランプってどんなヒト?

  • 岩下 慶一

バックナンバー

2016年10月14日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

日経ビジネスオンラインは今日から、連載「もしトランプが大統領になったら…」を始める。トランプ氏が掲げる政策ごとに、経営者や研究者の意見を聞く。その第1弾として、トランプ氏について復習する。その生い立ちは? 政策の内容は?

日経ビジネスオンラインは「もしトランプが大統領になったら…」を特集しています。
本記事以外の特集記事もぜひお読みください。

(写真:ロイター/アフロ)

 「成り上がりの不動産王」「歯に衣着せぬ毒舌家」「横紙破りのデマゴーグ」――ドナルド・トランプ氏のパブリックイメージを挙げれば大体こんなものだろう。移民やイスラム教徒への度重なる攻撃、女性蔑視発言、果ては女性に対する卑猥な発言まで飛び出し、今や全米を敵に回してしまった感がある。

 だが、単なる天邪鬼、人々の不満を煽り立てるポピュリストであるなら、共和党の指名を受けるまでに上り詰められるわけがない。トランプ氏の生い立ちを冷静に見ると、そこには頭の切れる、したたかな戦略家というもう一つの人物像が浮かび上がる。

 ドナルド・ジョン・トランプ氏は1946年生まれの70歳。ドイツ系の富裕な不動産業者、フレッド・トランプ氏の四男としてニューヨーク市クィーンズ地区に生を受ける。父フレッド氏は冷徹で頑固なビジネスマンで、トランプ氏もこの気質を受け継いだようだ。

少年時代は有名なガキ大将

 子供時代は問題児で、小学校の教師にパンチをお見舞いしたことを自伝で告白している。本人いわく、「物事に敢然と立ち向かう」性格だった。近隣でも有名なガキ大将で、「好かれるか嫌われるかのどちらか」だったが、仲間内では常にリーダーだった。現在のトランプ氏の原型は少年時代には確立していたようだ。

 喧嘩に明け暮れる息子に手を焼いた両親は、13歳のトランプ氏をニューヨーク・ミリタリーアカデミーに入学させる。軍隊式の教育でしごかれたトランプ氏は自分を律することを学び、最高ランクの“士官候補生”として卒業する。トランプ氏の軍隊びいきはこうした経歴が影響しているのだろう。 

 その後、経営学の名門、ペンシルベニア大学ウォートンスクールで学士号を取得したトランプ氏は父親の会社を手伝い始める。クィーンズ地区をはじめ、多くの地域に賃貸物件を所有する父の後を継いで悠々自適の人生を送れることが約束されていたが、生まれ持った野心家の遺伝子はさらなる高みを指向する。

 1971年、弱冠25歳で会社の実権を握ると、高価格物件の多いマンハッタンへ進出する。スラム化していたグランド・セントラル駅近くのホテルを改装し、地域を有数の観光スポットに作り変える。マンハッタンの西岸にあった広大な鉄道操車場を、世界有数の高級コンドミニアムが立ち並ぶ地区に変貌させる。5番街にそびえるトランプタワーをはじめとするマンハッタンのランドマークを数多く作ったことは周知の通りだ。現在のマンハッタンのグランドデザインはトランプによるものと評する向きもある。

 立ち止まることを知らないトランプ氏には勇み足の過去もある。過度の借入がたたり、90年代初頭、経営していたカジノホテルのいくつかを倒産させた。トランプ氏はプラザホテルをはじめ、所有していた不動産を売却する羽目に陥る。だが90年代後半には再び勢いを取り戻し、実業家としてカムバックした。

「もしトランプが大統領になったら…」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

面白い取り組みをしている会社と評判になれば、入社希望者が増える。その結果、技能伝承もできるはずだ。

山崎 悦次 山崎金属工業社長