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ブラインドサッカー「有料開催」の意義とは?

ブラインドサッカーの未来(下)

  • 久我 智也

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2017年12月6日(水)

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 視覚障害を持った選手がプレーする5人制のサッカー、ブラインドサッカー。日本でこの競技を統括する特定非営利活動法人の日本ブラインドサッカー協会は、障害者スポーツの競技団体としては他に類を見ないほど自立的な運営ができていることで注目を集めている。同協会で事務局長 兼 事業戦略部長を務める松崎英吾氏のインタビューの後編では、2020年東京パラリンピックへ向けた展望、そして2020年以降、どのようにブラインドサッカーを発展させていこうとしているのか、についてお伝えする。

(聞き手は、久我智也)

2017年7月に行われた、ブラインドサッカーの日本選手権大会。(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

サポーターやスタンド、施設も含めてのスポーツ

日本でブラインドサッカーの知名度が高まったのは、2014年の世界選手権を渋谷で開催したことが契機になったと思います。

日本ブラインドサッカー協会 事務局長兼 事業戦略部長の松崎英吾氏。大学生時代にブラインドサッカーに出合う。卒業後は出版社に勤める傍らでブラインドサッカーに携わっていたが、2007年に事務局長に就任。ブラインドサッカーを通して「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会」を実現するために、さまざまな事業を推進している。

松崎:2011年にもアジア選手権を日本で開催しているのですが、そのときは、仙台にある野球場の外野部分を使って試合をしました。当時も1試合で700人ほどの観客が来てくれたのですが、野球場なので内野部分のスタンドはガラガラで、とても寂しい雰囲気でした。大型ビジョンもなく、あるのは野球のスコアボードだけという状態でした。

 そんな経験をしていたので、2014年の世界選手権はより適切な観戦環境でブラインドサッカーを見てもらいたいと思っていました。とはいえ、プロが使用するような場所を1~2週間単位で抑えるのは難しいですし、そもそもブラインドサッカーを適切に見られるような場所は日本中を探してもどこにもありませんでした。

 だから、一般の方に貸し出しをしている場所を探し、そこで自分たちでスタンドを作ってしまおうと考えました。以前は「グラウンドなどの環境は、すでにあるものを提供してもらう」という考えでしたが、2014年の世界選手権以降は「自分たちで作るもの」になったと思います。

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