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“茶坊主”ばかりの自民党が崩壊するシナリオ

2017年4月28日(金)

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 僕は最近、自民党に腹が立っている。

 4月25日、北朝鮮は朝鮮人民軍創建85年の節目を迎えた。過去の経験から、今回も核実験やミサイル発射に踏み切るのではないかとの懸念が高まっていた。結局、実施しなかったが、その緊張感はまだ解かれていない。

 引き続き北朝鮮に圧力を強めるため、米海軍は原子力空母・カールビンソンを日本海に展開し、北朝鮮の目の前で日本の海上自衛隊と共同演習を行う予定だ。

米国の原子力空母カールビンソンは北朝鮮を攻撃できる射程圏に入った(写真=ZUMA Press/amanaimages)

 このような緊迫した状況下であっても、自民党のスキャンダルが絶えない。近年の主だったものは以下の通りである。

 武藤貴也氏は、金銭トラブルの疑いがきっかけで自民党を離党。宮崎謙介氏は、国会議員の育休取得を目指しながら妻の妊娠中に不倫が発覚して議員辞職となった。務台俊介氏は、被災地を視察する際に長靴を持参せず、職員に背負われて水たまりを渡ったことで、「長靴業界は儲かったんじゃないか」と発言し、政務官辞任に追い込まれた。

 中川俊直氏は、週刊誌に不倫を報じられて自民党を離党。稲田朋美防衛相は、森友学園問題で訴訟関与を全面的に否定し、翌日に「記憶違いだった」とあっさり訂正した。

 まだまだ続く。金田勝年法相は、国会で共謀罪の論議中、具体的な質問に答えられず、代わりに安倍晋三首相が答弁する場面があった。また、安倍首相は、「テロ等準備罪」を共謀罪とは全くの別モノだと繰り返し述べているが、金田法相は「基本的に同じだ」と言っている。何を言っているのか。

 山本幸三地方創生相も、「学芸員は観光マインドが全くなく、がんのような存在だ。一掃しなければならない」という常識を疑われるような発言をして問題になった。古屋圭司選挙対策委員長は、沖縄市長選挙の対立候補の政策について「沖縄特有のいつもの戦術」などという沖縄への軽視発言が問題になっている。先日も、今村雅弘復興相が東日本大震災について「東北だったからよかった」などという失言をして、事実上更迭される問題があった。

 自民党はスキャンダルばかりだ。なぜ、こんなにもたるんでいるのか。

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「“茶坊主”ばかりの自民党が崩壊するシナリオ」の著者

田原 総一朗

田原 総一朗(たはら・そういちろう)

ジャーナリスト

1934年滋賀県生まれ。早大文学部卒業後、岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリーランスのジャーナリストとして独立。「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」等のキャスターを務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中谷 巌 「不識塾」塾長、一橋大学名誉教授