北朝鮮ミサイル発射「トランプ氏、本音を言え」

 5月14日、北朝鮮がまたもや弾道ミサイルを打ち上げた。新型であり、高度は初めて2000kmを突破した。このミサイル発射にどんな意図があるのか。

 ミサイル打ち上げで困っている人物が3人いる。

北朝鮮の意図はどこにあるのか…(写真=AP/アフロ)

 1人目は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領だ。彼は従来から「太陽政策」を掲げ、北朝鮮と友好関係を保つと主張。選挙戦では、当選したらまずは平壌を訪れると言っていた。

 当選後はやや現実的になり、はじめに米国のトランプ大統領や中国の習近平国家主席、日本の安倍首相など各国のリーダーと会談すると発言したが、やはり機会を見て平壌に行きたいと考えているだろう。

 当選した途端のミサイル発射である。彼が最も困惑しているだろう。現に、彼は今回のミサイル発射について、「北朝鮮との対話の可能性は開いているが、北朝鮮が誤って判断しないように挑発には断固対応しなければならない」と強く批判している。

 2人目は中国の習近平主席だ。中国にとって14日は、同国主導のシルクロード経済圏構想「一路一帯」に関する初の国際会議で、海外から130人のリーダーたちの前で発表するという晴れ舞台。北朝鮮のミサイル発射は、この習近平氏の会議に泥を塗る行為だと言える。

 3人目は、米国のトランプ大統領だ。5月1日、トランプ大統領が北朝鮮の金正恩氏について「私にとって適切な状況下であれば、会談することを光栄に思う」と発言した。

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著者プロフィール

田原 総一朗

田原 総一朗

ジャーナリスト

1934年滋賀県生まれ。早大文学部卒業後、岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリーランスのジャーナリストとして独立。「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」等のキャスターを務める。

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いただいたコメントコメント21件

参考にならないとわかっていてもつい読んでしまう、
くさいとわかってて足のにおいを嗅いでしまうような。
日経さん、それが狙いですかw

「北朝鮮がトランプ発言を信じない理由」
トランプじゃなくても、北のぼっちゃんは、オバマでもヒラリーでも近平でもプーチンでもメルケルでも、誰も信じてないのはまともに考えればわかるでしょ。

「存在感が薄れつつある日本」
米国・米軍と歩調を合わせ一体化しつつあるということでしょ。

「今後の動き、特に米国の出方に注視したい」
米国の動きの「どこに」注視するとか、何もないんですね。
全世界の素人と同じレベルの見解ですね。(2017/09/04 22:43)

今日になって突然読者コメントが19件になりました。
日経ビジネスもこんな情けないサイト運用で良いのですか?
もう少しマスコミとしての矜持を持って欲しいと思います。(2017/05/26 18:19)

コメント受け付けたくないなら、最初からコメント欄を設けなければよいのでは。(2017/05/23 07:46)

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