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大ヒット!「応仁の乱」の魅力って何?

歴史は繰り返す。来るべき“情報の戦国時代”に備えを

2017年4月22日(土)

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 今、硬派の新書『応仁の乱』(呉座勇一氏著/中央公論新社刊)が異例のベストセラーになっています。昨年10月末に発売されて以来ぐんぐん部数を伸ばし、今は30万部を軽く突破しているそうです。
 出版不況の中、30万部といえば芥川賞や直木賞受賞作でも及ばないほどの売れ行きです。
 なぜ、気合を入れないと読めなさそうな硬派の新書がここまで売れるのでしょうか。

 PRを生業とする私は社会に起こる新しい現象について、その要因を理解できないと落ち着きません。そこで早速「応仁の乱」を読み始めましたが、いきなり冒頭に紹介されている次の一文に惹かれました。1921年(大正10年)東洋史家の内藤湖南氏が講演「応仁の乱に就て」で述べられた一説だそうです。

 大体今日の日本を知る為に日本の歴史を研究するには、古代の歴史を研究する必要はほとんどありませぬ。応仁の乱以後の歴史を知っておったらそれで沢山です。それ以前の事は外国の歴史と同じ位にしか感ぜられませぬが、応仁の乱以後は我々の身体骨肉に直接触れた歴史であって、これを本当に知って居れば、それで日本歴史は十分だと言っていいのであります。

(『応仁の乱』はじめに より抜粋)

 つまり、今の文化や価値観は「応仁の乱」以降につくられたものであり、それ以前はほとんど関係ないということです。確かに「応仁の乱」後の戦国時代や江戸時代には親近感が持てますが、平安時代や鎌倉時代、「応仁の乱」が起こった室町時代には、どことなく“はるか昔”といったイメージがあります。

「応仁の乱」が勃発した「御霊神社」

 では、何が私たちにそう思わせるのでしょうか。とりあえず大ヒット中の『応仁の乱』を読みながら、大乱が勃発した京都の「御霊神社」へ行ってみました。

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「大ヒット!「応仁の乱」の魅力って何?」の著者

殿村 美樹

殿村 美樹(とのむら・みき)

PRプロデューサー

株式会社TMオフィス 代表取締役。同志社大学大学院ビジネス研究科MBAプログラム「地域ブランド戦略」教員、 関西大学「広報論」講師も務めるPR専門家。「今年の漢字」プロデュース、「うどん県」の全国PR戦略などを手掛ける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官