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人生をリセットした戦国武将が美を求めたワケ

終の棲家に探る引退後の生き方

2017年7月22日(土)

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 人生をリセットしたい。そんな思いに駆られることはありませんか。思い通りにならない時や八方塞に悩まされた時は、過去を振り返って「ああ、一からやり直したい」と思ってしまうもの。ただ、そう簡単にやり直せるものではありません。

 しかし、江戸時代に見事に人生をリセットした戦国武将がいます。美しい庭園で知られる京都の観光名所「詩仙堂」を造営した石川丈山です。戦国時代、武功を焦り過ぎ、罰せられたことを機に武士を辞め、病身の母のためにしばらく仕官したものの、亡くなるときっぱり引退。終の棲家として美しい「詩仙堂」を造営し、90歳の長寿をまっとうしたそうです。

 それだけ訊くと「悠々自適でいいなぁ。理想的だなぁ」と思いますが、よく考えてみると不思議です。丈山は「詩仙堂」の造営資金をどうやって捻出したのでしょうか。病気の母親を養うために仕官していたのであれば、経済的な余裕は無かったはずです。

詩仙堂

 というのも「詩仙堂」は京都の一乗寺にあり、内部には江戸時代初期の有名な絵師・狩野探幽が描いた「三十六詩仙」の絵が掲げられています。この「三十六詩仙」が「詩仙堂」の名の由来だそうですが、そんなスゴイ絵師にどうやって依頼できたのでしょうか。

 現代にたとえるなら、東京の代官山あたりの高級住宅地に豪邸をつくり、そこに文化勲章を受章された故中川一政画伯や平山郁夫画伯など超有名画家に、自分のためのオリジナル作品を36枚も描いてもらって家の中に飾るようなもの。億単位のお金がないと無理のような気がします。秘話が隠れているような気がします。早速「詩仙堂」へ行ってみました。

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「人生をリセットした戦国武将が美を求めたワケ」の著者

殿村 美樹

殿村 美樹(とのむら・みき)

PRプロデューサー

株式会社TMオフィス 代表取締役。同志社大学大学院ビジネス研究科MBAプログラム「地域ブランド戦略」教員、 関西大学「広報論」講師も務めるPR専門家。「今年の漢字」プロデュース、「うどん県」の全国PR戦略などを手掛ける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官