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「草食系」ですらない昨今の若い就活生たち

市場とお客様、あなたの部下も「分秒単位」で変わる

2017年12月27日(水)

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部下たちの退職を防ぐために

 いよいよ年の瀬、私の連載も本年最後の更新です。今回は本年一年を総括する意味を込めて、私がかねてより懸念に思っていることをお話してみましょう。

一年間を総括する。(画像:PIXTA)

 私は、「市場やお客様は“分秒の単位”で変化し続けている」とよくいいます。わが社の社員に向かっても、セミナーや講演でもいいます。そして原稿にも書く。その意とするところはこうです。市場やお客様が急速に変化を続ける以上、それと同等のスピードで考えかたやビジネスのやりかたを変えていかなくては、あっという間に見放されて売上を落とす…、と。

 しかし、私の懸念は、このことをあまりにも頻繁に主張しすぎたために、「対市場」・「対お客様」の変化「だけ」を見ていれば充分だという誤解を、わが社の管理職に与えてしまったのでは、ということです。

企業の競争力は働く人を確保できているかどうかに依存する

 私はこんなことも付け加えていわなくてはならないと思っています。「分秒の単位で変化し続けているのは、市場やお客様だけではありません。新卒で入ってくるあなたの部下もそうですよ」と。これからの管理職は、市場・お客様の変化はもとより、部下の変化にも敏感であらねばならない。そうでないと部下は、仕事や職場環境と自分の価値観とのギャップに悩み、そして辞めてしまう。

 これはあなたが思う以上にシビアなことです。当連載の第1回目「『部下を辞めさせない』管理職が評価される時代」でも述べましたが、少子高齢化で市場が急速にシュリンクしていく中にあって、企業の競争力は「働く人をきちんと確保しているかどうか」に大きく依存するからです。

 先般、「2017年の就活生の内定辞退率は、過去有数に高かった」といった内容の記事をどこかで読みました。それは、このところの売り手市場を反映しているということはもちろんあるのでしょうが、受け入れる側の管理職が就活生らの変化に気づかず、旧態依然の価値観のままで彼らに接した(それで失望させた)面も否定できないと私は思う。「おそらく」ですが、入社1年、2年で辞めた新卒社員の数も、今年は過去有数に多かったのではないでしょうか。

コメント13件コメント/レビュー

>20名の新卒でもサンプル数としては十分では。
>新卒就職者数を40万人程度とすると、割合からすると日本国民6000人に相当します

40万人から無作為抽出の20人なら統計的価値もあるかもしれませんが、武蔵野の内定者という時点で小山昇氏のバイアスが掛かってるわけで、単に割合で比較するのは不適当かと。

ちなみに小山昇氏は「価値観の合う人、一緒に遊んで楽しい人、男なら酒の飲める人、女なら性格美人」という基準で選んでいるそうですよ。(2017/12/27 18:59)

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「「草食系」ですらない昨今の若い就活生たち」の著者

小山 昇

小山 昇(こやま・のぼる)

株式会社武蔵野 社長

1948年山梨県生まれ。76年に武蔵野に入社し、89年から現職。赤字続きの同社で経営改革を断行。2000年、2010年に日本経営品質賞を受賞。ダスキンの加盟店業務の傍ら、550社以上に経営を指導。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

>20名の新卒でもサンプル数としては十分では。
>新卒就職者数を40万人程度とすると、割合からすると日本国民6000人に相当します

40万人から無作為抽出の20人なら統計的価値もあるかもしれませんが、武蔵野の内定者という時点で小山昇氏のバイアスが掛かってるわけで、単に割合で比較するのは不適当かと。

ちなみに小山昇氏は「価値観の合う人、一緒に遊んで楽しい人、男なら酒の飲める人、女なら性格美人」という基準で選んでいるそうですよ。(2017/12/27 18:59)

全ての企業に適用できるわけではないですけど
フットワークの軽さは尊敬しますね(2017/12/27 17:40)

確かにみんながそうだとは言わないが、25年前ぐらい前から少年野球の指導のお手伝いをさせていただいたご縁から、いま20代になった元選手たちをみるにつけ、彼らは本当に(嫌味でもなんでもなく)いい子が多い。
友達や家族を大事にするし、困っている人になんのてらいもなく手を差し伸べる。
ただ、著者が書かれたように「自分だけが」前に出たり、特別扱いされることを好まない。
チームの一員としてチームの勝利に貢献することはできても、個人競技にはエントリーしないといった気風が見られる。
彼らの能力を生かすには「自分の能力を最大限伸ばして発揮すること」が「みんなのため」であり「全体の利益に貢献すること」だと納得させることが肝要だと考える。
もちろんそんな彼らに対する我々大人の「裏切り」や「抜け駆け」は許されない。(2017/12/27 16:32)

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