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ヒット連打の独自グッズがカープの屋台骨支える

リスクを取った自社開発で売り上げは16倍以上に

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2017年1月16日(月)

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25年ぶりにセントラル・リーグでの優勝を果たした広島東洋カープ。資金不足に苦しんだこの球団を支えたのは、松田元(はじめ)オーナーが取り組んできた新しい収益源づくりだった。前回の新球場建設に続いて、今回はもう1つの収益源となったオリジナルグッズ開発について見ていく。

 入場料に並んで現在のカープの屋台骨を支えているのは、オリジナルグッズの販売収入だ。かつては3億円にも満たなかったこの分野の売り上げは、2014年には25億円、15年には35億円に達した。そして、セ・リーグ優勝に加え、新井貴浩選手の2000本安打、引退した黒田博樹投手の200勝などイベントが目白押しだった16年には50億円を超える見込みだ。前回で取り上げた入場料収入と合わせれば、こうした新しい売り上げは100億円を超えることになる。

 1980年代の黄金期を支えたエース、北別府学氏は「選手とファンの距離が近くなっている。それが選手のヤル気を喚起し、ファンのグッズを買いたい気持ちにつながっているのでは」と見ている。

 グッズには、Tシャツやタオル、全選手の名前と背番号を選べるレプリカユニフォームなどの定番商品のほか、選手の腕を模したような腕枕クッションや、普通の3色ボールペンと同じつくりなのだが、インクが全て赤色の“3赤色ボールペン”など、話題性満載の商品もある。2015年に発売したこのボールペンは、最終的には5万~6万本を売り上げたという。このように、売れるかどうか分からないものが、ヒットするケースも珍しくない。

インクが全て赤色のボールペン(2015年の商品)。売れるかどうか分からないものがヒットする。

 その数は「毎年キャンプが始まる2月1日には約800種類を揃え、期間限定商品などを徐々に追加し、最終的には約1000種類に達する。面白さを維持するために自社で開発し在庫を持つリスクを取っている」と、カープでグッズ開発を統括する松田一宏常務・オーナー代行は話す。

オーナーのおい、松田一宏オーナー代行がグッズ開発を引っ張る(写真:鈴木愛子)

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