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「魔女の宅急便」に学ぶスランプ脱出法

第4回:じたばたするのも悪くない

2016年6月29日(水)

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 村上社長が、今回レビューするのは、宮崎駿監督のあの名作映画「魔女の宅急便」。
 しかし、なぜ今、「魔女の宅急便」?
 スランプに陥ったら、思いっきりじたばたすればいい。それでもダメなら立ち止まる。その先にきっと、再び自分の力を信じて歩いて行けるときがくる。苦労もするけどね――。空を飛べなくなった主人公の魔女キキにアドバイスする、絵描きウルスラのそんな言葉に心打たれた。自分自身が経営者として、試行錯誤を繰り返してきた日々と重なったからだ(前回はこちら)。

魔女の宅急便

1989年に公開された、スタジオジブリ制作のアニメーション映画。監督は宮崎駿。主人公の女の子は、13歳になったばかりの小さな魔女、キキ。親元を離れた大きな町で、空を飛べるという特技を生かした「魔女の宅急便」を開業。独り立ちの途上にある。それなのに、ある日突然、魔法が使えなくなるというスランプに陥ったり、自立への道のりは山あり谷あり。思春期の少女の成長をみずみずしく描く。


コピーライト:(C) 1989 角野栄子・Studio Ghibli・N
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
価格:DVD2枚組 4700円+税

 私のEvernoteには、「魔女の宅急便の好きなシーン」というタイトルのメモが入っています。

村上社長がEvernoteに記録した、「魔女の宅急便の好きなシーン」のセリフ

 1年ほど前、動画を見ていて「この場面は、仕事のアドバイスとして使える!」と、発見。再生しながら、セリフを書き起こしました。

 そのシーンとは、主人公の13歳の魔女キキがスランプに陥り、ほうきで空を飛べなくなってしまったところ。そこで、絵描きのウルスラさんに相談する場面です。

 私の記録によると、2人の会話はこんな感じです。

 キキはまず、以前は何も考えなくても当たり前のように空を飛べていたのに、突然できなくなってしまった混乱を、ウルスラさんに打ち明けます。すると、絵描きのウルスラさんは、自分の過去のスランプを振り返って、こう答えるのです。

 「そういう時はジタバタするしかないよ。(自分の場合は)描いて、描いて、描きまくる」

 それでもうまくいかなかったら……。

 「描くのをやめる。散歩したり 景色を見たり、昼寝したり 何もしない。そのうちに急に描きたくなる」

苦労するのは、神様が力をくれたから

 だからといって、絵を描くことの苦労は変わりません。けれど、こうした試行錯誤を経験して、前より「少しだけ」絵を描くということが分かったと、ウルスラさんはキキに話します。

 そしてウルスラさんは言うのです。

 「魔女の血、絵描きの血、パン職人の血……みんな神様か誰かがくれた力なんだよね。おかげで苦労もするけどさ」

 このシーンに、私はすっかりやられてしまいました。

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「「魔女の宅急便」に学ぶスランプ脱出法」の著者

村上 太一

村上 太一(むらかみ・たいち)

リブセンス社長

1986年東京都生まれ。大学1年生のとき、リブセンスを設立。11年2月、25歳1カ月で東証マザーズ上場、12年10月、25歳11カ月で東証一部に市場変更。ともに史上最年少記録を更新した。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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