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瀬戸内の小島が作る世界が認めたオリーブオイル

第20回:手摘みと小型採油機へのこだわりが小豆島の農家を変えた

2017年3月1日(水)

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関西ローカルながら、不思議な人気を持つテレビ番組「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」。 そこでは、独自の手法で成功した会社などを取り上げています。関西ならではの着眼点、ど根性、そしてユーモア―――、そのエッセンスを伝えています。第20回は、世界が認めたオリーブオイルを作る、小豆島の皆さんの真摯な取り組みをお送りします(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 こんにちは。大阪はMBS(毎日放送)のアナウンサー上泉雄一です。私は今「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」(水曜深夜0時59分から放送・関西ローカル)という番組の司会をしております。

「そばを手繰(たぐ)る」という粋な表現を大阪で聞けるそば店が、梅田のセンタービルにある「そば打ち 松林」です。そばどころ・長野県出身のご主人が、55歳で脱サラして蕎麦打ちを修行し、念願かなってここ梅田に出店して16年。大阪での生活も長くなったにも関わらず、大好きな落語の影響もあって、チャキチャキの江戸言葉でお話されるご主人のトークは、大阪の真ん中でなかなか他には聞ける機会はありません。

 梅田センタービルという街の中心にありながら、少し隠れ家のような雰囲気のお店で、お昼時は、ビジネスパーソンもちろん、梅田にお買い物に来られたマダムの皆様でも賑わうお店となっています。ご主人選りすぐりのそば粉で打った、香りの旨みたっぷりの十割そばはもちろん、これに引けを取らない二八そばを、しっかり味の効いたつゆに合わせて「手繰って」いただきたいのです。

 しかし、なんと言っても、この店で是非味わっていただきたいのが「かき揚げ」です。どこがおススメって、普段料理の写真を撮らない方でも、思わずカメラを向けてしまいそうになるそのインパクト。厚みというよりも高さのあるかき揚げは、エビ・イカ・野菜などがしっかり・ふわふわと揚げられているのです。

厚みがちがう「かきあげ」

 「そば打ち 松林」が学生さんが集まるようなお店なら、世のSNSに写真がもっと多くアップされているに違いありません。それでいて、このかき揚げ、これだけ厚みがありながら中までしっかりサクサクで、もたれる感じがないのも不思議です。これに松林自慢のお蕎麦がセットになっていますから、どちらも楽しめてお得感たっぷり。

 筆者は、お店でシンプルにざるそばを注文することもありますが、お隣の方がこのかき揚げを注文されて、サクサク良い音をたてて食されているのを聞くと「やっぱり、かき揚げセットにすれば良かった……」といつも後悔しております。

 ああ、このコラムを書いていると、いつも味が思い出されていても立ってもいられなくなります。後悔先に立たず。よし、今からかき揚げ食べに行って参ります。

国産オリーブオイルの8割は小豆島産

 筆者が社会人になって間もなくのころ、世に「イタメシ」ブームがやってきました。ご他聞に漏れず、世の流行に倣いお店に行き「パンにオリーブオイルをつけて食べる」という初めての文化に驚きを感じつつも、「こんなこと、さも当然」とイキがって振舞っていたあの頃。実は、本場イタリアでは「パンをオリーブオイルに浸す食べ方はしていなかった」とか――。今回の放送で初めて知りました。みなさんは、ご存知でしたか?

 しかし、それ以降、オリーブオイルも日本の食卓に普通に存在するようになりました。いまお店で並んでいるオリーブオイルは海外からのものが多いですが、国産のオリーブオイルのシェア9割を担うのが瀬戸内海に浮かぶ、人口およそ3万人の小豆島です。

「小豆島」DATA
・大きさ    95.63 平方キロメートル
・人口     1万4585人(2016年12月1日現在)
・主な産業   醤油、佃煮、石材業

 香川県内で搾油し、自社ブランドとしてオリーブオイルを販売する会社が、全部で24もあります。オリーブオイルの生産を始めてから100年余り。小豆島産のオリーブオイルが、今や世界有数のオリーブオイルと並び、ミシュランガイドのオリーブオイル版とも言われる「フロスオレイ」に掲載されるまでになりました。

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「瀬戸内の小島が作る世界が認めたオリーブオイル」の著者

上泉 雄一

上泉 雄一(うわいずみ・ゆういち)

毎日放送アナウンサー

1969年2月9日生まれ。早稲田大学教育学部出身、1992年に毎日放送(MBS)入社。以来、スポーツ中継からバラエティ番組まで幅広いジャンルで活躍

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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