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99の失敗を1つの成功に結びつける方法

第3回:ハンドクリームはなぜ売れたのか

2016年8月4日(木)

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人気の婦人服ブランド「アース ミュージック&エコロジー」をはじめとする16ブランドを国内外で展開するストライプインターナショナル。成長の要因は「主力事業の営業利益の3割を新規事業投資に回す」という社内ルールだった。前回の記事はこちら

 前回、「主力事業の営業利益の3割」を新規事業に投資するルールを設けていることをお話ししました。なぜ、そこまで新規事業を重視するのかというと、日本は少子化が進んでいるからです。洋服だけを扱っていては完全に斜陽産業に突入してしまいます。しかも、洋服の客単価を上げようとしても、デフレの中で、商品単価は下がり続けています。

 その環境の中で成長するには、洋服以外も当社の店で買ってもらう必要がある。そのために新規事業の開拓は欠かせないものです。

 例えば、(駅直結のショッピングセンターである)「ルミネ」に入っている当社のブランド「アース ミュージック&エコロジー」で買い物をした女性が、次に買い物をする場所はどこかというと、大体「スターバックス コーヒー」。そしてスターバックスの帰りには(スキンケア用品店の)「ロクシタン」に寄って、ハンドクリームを買って行く。それなら、うちで(その需要を取り込むために)カフェもやらなくちゃ、ハンドクリームも売らなくちゃ、と発想しています。

斜陽産業で伸びる秘訣は「主力事業の営業利益の3割投資」を続けること(写真:菅原ヒロシ)

 人間が1日16時間起きているとして、その16時間の中でいかに当社の提供するものに触れてもらうか。それは洋服のような製品に限りません。体験型のイベントであったり、見に行く映画であったり、コミケ(コミックマーケット)だったりする。当社はアパレルから出発しましたが、そこにとどまっているのではなく、これからは「ライフスタイル&テクノロジー」に事業領域を拡大することにしました。衣・食・住はもちろん、IT(情報技術)の領域まで新しい価値を提供していこうと考えています。

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「ストライプインターナショナル社長 石川康晴の「止まったら負け」」のバックナンバー

一覧

「99の失敗を1つの成功に結びつける方法」の著者

石川 康晴

石川 康晴(いしかわ・やすはる)

ストライプインターナショナル社長

1970年岡山市生まれ。94年に婦人服販売のクロスカンパニーを創業。99年にSPA(製造小売業)に乗り出す。2016年に社名をストライプインターナショナルへと変更

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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