• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

都会人よ! 人間性の回復は難しくなっている

ガスコンロより焚火の人気が高まっているワケ

2016年5月31日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 新緑の季節、通勤途中の車の窓を開けると、何とも言えない木々のいい香りがただよってくる。大きく息を吸い、深呼吸をする数秒間は、私にとって最高に幸せな時間だ。

「人生に、野遊びを」。スノーピークはこのコーポレートメッセージを通じて、自然と共に生き、人間性を回復するライフスタイルを提案してきた。

年間40~60泊のペースでテントに泊まるという筆者(写真:栗原克己、以下同)

 私はこれまで56年間の人生で、テントで約1000泊している。最近は年間に40~60泊のペースだ。若い頃は、「好き」という気持ちだけでキャンプをしていたが、今のほうが忙しいせいか、キャンプ自体の効用を感じるようになった。キャンプに行かないと体の調子も悪いし、精神的なコンディションも低調な気がする。

 フェイスブックに「旅に出ます。探さないでください」と書き込むのが、キャンプなどの野遊びに出かけるサインだ。自然のサイクルの中で2泊すれば、多忙な日常生活で狂った何かが、必ずもとに戻る感覚を得ることができる。

 実は、野遊びの多くは、自社主催のイベントやスノーピーカーと呼ばれる全国のユーザーとの宿泊でもある。ここで語り合う時間や経験が、会社の抱える課題を解決するためのヒントとなることも多い。

経営と野遊びは、ある意味同じだ

 父の会社を継ぎ、社長になって今年で20年目を迎えた。昨年東証一部に上場を果たし、野遊びに支えられる私の社長人生で、新たなスタートが始まっている。

 我田引水ではない。振り返れば、経営と野遊びは、ある意味同じだ。

 晴れた日にキャンプに出かけても、その後も晴天が続くとは限らない。暴風になることも、大雨になることも、急に寒くなることもある。突発事項は日常茶飯事。何度キャンプに出掛けても、必ずと言っていいほど、予測不可能な出来事に遭遇することがあった。

「スノーピーク流「経営は野遊びだ!」」のバックナンバー

一覧

「都会人よ! 人間性の回復は難しくなっている」の著者

山井太

山井太(やまい・とおる)

スノーピーク社長

1959年新潟県三条市生まれ。明治大学を卒業。96年に社長就任。熱狂的なアウトドア愛好家で毎年30~60泊をキャンプですごす。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授