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鬼才・河鍋暁斎の力量を弟子コンドルの建築で楽しむ

巧みを極めた美人図から爆笑を呼ぶ放屁図まで

2015年7月11日(土)

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 縦長の画面下部に、踊るように描かれた一匹のなまず。上のほうにごちゃごちゃっと描かれた何かがある。よく見ると、8匹の猫がなまずをつかまえようと狙っている場面だった。猫たちの視線はなまずに集中し、中には舌を出して食欲をあらわにしている者も。一番上の猫は司令官なのだろうか、ひらひらのついた棒を振りかざして、つかまえるタイミングを図っているようだ。

河鍋暁斎《群猫釣鯰図》(明治時代前半、河鍋暁斎記念美術館蔵)の展示風景

 河鍋暁斎(1831~89年)の絵を見て、何度くすっとさせられたことか。猫の集団がなまずを狙うこの作品《群猫釣鯰図》に描かれた一匹一匹の表情を見ても分かるように、暁斎はまず、絵を描く匠である。特に線の使い方は最高だ。緩急自在にして動きを表す力が卓越している。一方で、機知に富んでいる。爆笑を呼ぶような絵もある。こうした作品の数々を見ることができる「画鬼・暁斎」展が、東京・丸の内の三菱一号館美術館で始まった。

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「鬼才・河鍋暁斎の力量を弟子コンドルの建築で楽しむ」の著者

小川 敦生

小川 敦生(おがわ・あつお)

多摩美術大学美術学部芸術学科教授

日経マグロウヒル社(現・日経BP社)入社後、日経アート編集長や同社編集委員を経て、日本経済新聞社文化部へ。美術担当記者として多くの記事を執筆。2012年4月から現職。専門は美術ジャーナリズム論。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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