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なぜ?新興テクノロジー企業の株価が続々と下落

  • 瀧口 範子=ジャーナリスト

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2016年1月19日(火)

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 新年が明けたばかりというのに、ここのところ耳に入ってくる新興テクノロジー企業の業績関連のニュースには冴えないものが多い。いよいよバブルが弾けそうになっているのかと、ちょっと心配になるほどだ。

 例えば人気スタートアップで快調にIPO(新規株式公開)を果たしたはずなのに、どうも不調という企業がいくつかある。その代表格が米GoProだ。

 スポーツ好きの若者に人気の「アクションカメラ(ヘルメットなどに装着できる小型のデジタルカメラ)」を開発した同社は、2014年6月にIPOした。そこから株価はどんどん上昇して、一時は90ドルに届くほどになったのだが、昨秋から下がり始めてIPO時の価格の24ドルを下回り、今年になってからは15ドル前後に落ちている。

 これまでの同社は、いろいろな風に装着可能で、魚眼レンズがついた安いアクションカメラが売りで、そもそもこの新しいカメラのカテゴリー自体が同社の生み出したものだった。だが、今やもっと安いアクションカメラ製品も数々あり、スマートフォンでもかなり面白い画像やビデオが撮れる。

 同社は、バーチャルリアリティーのビデオが撮影できる装置を、米Googleなどの持ち株会社である米Alphabetと提携して作ったり、米Facebookと提携してそうした映像を「Facebook」の「ニュースフィード」に投稿したりできる仕組みを開発しているが、これらが大衆化するまでにはまだ時間がかかるだろう。

手芸品ECサイト「Etsy」やウエアラブルのFitbitも株価不振

 好感度の高かった米Etsyも苦戦中である。手芸や編み物など手づくり品を売買するサイトである「Etsy」を運営する同社は2015年4月にIPOした。その時の株価は31ドル。だが、その後は株価が下がり続けて、今は7ドルである。

 ウエアラブルデバイスの米Fitbitの株価も下がった。同社が2015年6月にIPOを果たした際の株価は30ドルだったが、現在は18ドル。しかも、先ごろの「CES 2016」で、スマートウォッチの新製品を発表したのが、さらにあだになったようだ。米Appleや韓国サムスン電子など巨大な競合がひしめくこの分野で、ウエアラブル端末出身の同社はとうてい太刀打ちできないと見られているようだ。

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