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家庭用IoT製品が集まる「Target Open House」

サンフランシスコの新名所

2016年4月4日(月)

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 サンフランシスコのダウンタウンに、テクノロジー好き向けの新名所がある。大手ディスカウントストアである米Targetが運営する家庭用IoT(Internet of Things)のショールーム「Target Open House」(写真1)だ。

写真1●Target Open Houseの店内
撮影:瀧口 範子
[画像のクリックで拡大表示]

 「新」と言っても、実はこの場所は2015年夏にできていたそうである。情けないことに、先日ようやく足を踏み入れた。Target Open Houseは家庭用IoT製品を一堂に集めたショールームであり、実際に購入もできる。

 IoTは今や耳にしない日はないほどに当たり前になっている。テクノロジーメディアには「こんな新製品が出ました」というニュースが日々出てくるし、どこかの展示会に行くと、そうしたIoT製品がデモされているので、手にとって試したりもできる。

 とはいえ、個別の記事を読んだり展示会に行ったりするだけでは、「今、市場にどれだけのIoT製品があるのか」といったことや、「IoT製品で何ができるのか」といったことを概観したり、今のIoT製品市場の全体像を見わたしたりするのは、なかなか難しい。このTarget Open Houseを訪問すれば、完璧とは言わないが、「今の家庭用IoT製品市場がどうなっているのか分かった」という気分になれる。

写真2●箱から出して展示されているスマート電球など
撮影:瀧口 範子
[画像のクリックで拡大表示]

 ここに展示されている商品は、ざっと70~80点はあっただろうか。おなじみのスマートサーモスタットやスマート煙探知機、スマート電球から、ドアノブ、スピーカー、コーヒーメーカー、加湿器、体重計、体温計、なぜかバスケットボールや赤ちゃん服、ペットの餌やり器まで、本当にいろいろなものがある。ショールームを一巡りするだけで、知識がアップデートされる。

 うれしいのはこうした商品がパッケージ(箱)に収まっていないことだ(写真2)。どの製品もデザインにはかなり力が入っているようで、形がとても美しかったり、面白かったり、意外だったりと、見ていて飽きない。中にはつい触ってみたくなるような新奇な素材を使ったものもある。ちょっと美術館のような雰囲気だ。

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「家庭用IoT製品が集まる「Target Open House」」の著者

瀧口 範子

瀧口 範子(たきぐち・のりこ)

ジャーナリスト

シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、社会、文化、時事問題、建築、デザインなどを幅広く日本のメディアに寄稿。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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