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スマホに革命?3D空間認識技術の搭載機を検証

写真で見るLenovo「Phab 2 Pro」

2016年6月18日(土)

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 中国Lenovo Group(聯想集団)が2016年9月に、米Googleが開発したAR(拡張現実)技術の「Tango」を搭載したスマートフォン「Phab 2 Pro」を499ドルで発売する。日本でも発売される予定のPhab 2 Proで何ができるのか。Lenovoが2016年6月9日に米サンフランシスコで開催したイベントで、実機を試した。

 LenovoのPhab 2 Proは、3D(3次元)空間認識技術であるTango(従来の名称は「Project Tango」)を世界で初めて搭載するスマホだ。Phab 2 Proは「モーション・トラッキング・カメラ」や「3D(3次元)深度カメラ」「加速度計」「コンパス」「ジャイロスコープ」などを搭載している(写真1)。

写真1●Phab 2 Proが搭載するカメラの種類
[画像のクリックで拡大表示]

 これらのカメラやセンサーを使って周囲の空間やスマホの動きなどを把握し、カメラで撮影した周囲の風景の中にリアルタイムで3D CGを描画したり、目の前にある物体の高さや幅を計測したりできる。実際に何ができるのか。Tangoの機能を使うアプリケーションを見ていこう。

部屋の中に「恐竜」や「家具」を配置

 米ニューヨークの「American Museum of Natural History(アメリカ自然史博物館)」が開発したアプリは、スマホのカメラで撮影した風景の中に、恐竜の3D CGを描画する(写真2)。恐竜の大きさを実感する学習用アプリという位置付けだ。スマホのカメラを動かすと、それに従って恐竜の見え方も変化する。カメラを近づければ細部が、遠ざければ全体像が見わたせる仕組みだ。

写真2●「American Museum of Natural History」のアプリ
[画像のクリックで拡大表示]

 米国の家具販売店チェーン「Lowe's」は、Tangoで認識した空間の中にLowe'sが販売する家具を配置できるアプリを開発した(写真3)。部屋の中に家具を配置したらどれぐらいの大きさになるのか、カーペットを敷いたらどのような見た目になるのかを、事前に確認できるようになる。同様のアプリは米国のオンライン家具店「Wayfair」も開発している。

写真3●家具販売店チェーン「Lowe's」のアプリ
[画像のクリックで拡大表示]

 実用的なアプリもある。Googleが開発した「Tango MeasureIt」は、物体の幅や高さなどを計測できる(写真4)。ユーザーは画面をタップして、直線の視点と終点を設定する。同アプリは物体の輪郭(エッジ)を認識する機能を搭載しているので、物体の右端から左端までの長さを指定する。直線を複数組み合わせて長方形や立体などを作り、その面積や体積を計測する機能も搭載する。

写真4●物体の幅や高さを計測する「Tango MeasureIt」
[画像のクリックで拡大表示]

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「スマホに革命?3D空間認識技術の搭載機を検証」の著者

中田 敦

中田 敦(なかだ・あつし)

シリコンバレー支局

1998年慶應義塾大学商学部卒業、同年日経BP社に入社。ITproや日経コンピュータを経て、2015年5月からパロアルトに開設したシリコンバレー支局を拠点に、シリコンバレーの最新事情を取材中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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