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米トヨタのデータサイエンティストが語る、「Spark」で挑む分析の「KAIZEN」

Toyota Motor Sales, U.S.A.、データサイエンティスト、Brian Kursar氏

2015年6月24日(水)

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 2015年6月15日から17日まで、オープンソースソフトウエア(OSS)の分散データ処理ソフトである「Spark」の開発者会議「Spark Summit 2015」が、米サンフランシスコで開催された。米IBMや米IntelといったITベンダーに並んで、スポンサーとして名を連ねていたのがトヨタ自動車である。
 トヨタの北米販売会社である米Toyota Motor Sales, U.S.A.(TMS)は2015年から、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上の顧客の声を分析するために、Sparkを使用している。同社はビッグデータ分析を今後も拡大する考えであり、優秀なデータサイエンティストをリクルートすることを狙い、Spark Summitに出展したという。同社のデータサイエンティストであるBrian Kursar氏(写真1)に話を聞いた。

(聞き手は中田 敦=シリコンバレー支局)

TMSは、どのようなビッグデータ分析を実施しているのですか。

写真1●Toyota Motor Sales, U.S.A.のデータサイエンティスト、Brian Kursar氏

Kursar氏:当社は2010年から、「NoSQLデータベース(DB)」などを使用したビッグデータ分析を進めている。我々のミッションは、社内外にあるあらゆるデータを活用して、製品やサービスの品質を高めることだ。

 かつて社内のデータは、メインフレームや「DB2」「Oracle Database」「SQL Server」といったRDB(リレーショナルDB)に散在しており、全てのデータを分析に活用するのは不可能だった。しかし、NoSQL DBのような新しいテクノロジーが登場することで、拡張可能な単一のプラットフォームに全てのデータを格納し、活用できるようになった。これは我々にとって、大きなチャンスだと考えている。

 2010年に始めたのは、品質管理データやマーケティングデータの分析だ。あるベンチャー企業が開発した商用の検索ソフトを使用した。2013年にはTwitterなどのSNS上でユーザーがつぶやいたコメントを観測する「C360」というシステムを構築した。OSSの分散データ処理ソフト「Hadoop」の関連ソフトである「HBase」と、OSSの検索ソフトの「Solr」を使っている。

ビッグデータ分析にはOSSを優先的に使用

Kursar氏:ここに至る間に、我々は二つのことを学んだ。一つは、ビッグデータ分析のプラットフォームにはOSSを使うべきということ。もう一つは、SNSのデータを活用するのはなかなか難しいということだ。

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「米トヨタのデータサイエンティストが語る、「Spark」で挑む分析の「KAIZEN」」の著者

中田 敦

中田 敦(なかだ・あつし)

シリコンバレー支局

1998年慶應義塾大学商学部卒業、同年日経BP社に入社。ITproや日経コンピュータを経て、2015年5月からパロアルトに開設したシリコンバレー支局を拠点に、シリコンバレーの最新事情を取材中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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