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脱パソコン・脱スマホを急ぐ米Intel、頼るのはロボット、ウエアラブルそして「素人」

2015年8月24日(月)

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 これからのパーソナルコンピューティングの主役は、パソコンでもスマートフォンでもない――。米Intelが2015年7月18日から20日まで米サンフランシスコで開催した「Intel Developer Forum(IDF)2015」で同社が打ち出したメッセージは、こういうことになるだろう。

写真1●「Intel Curie」のチップを披露する米IntelのBrian Krzanich CEO(最高経営責任者)

 IDFの基調講演では同社のBrian Krzanich CEO(最高経営責任者)が「コンピュータはこれからますますパーソナルになる」と力説しながら、パソコンやスマートフォン、特にその心臓部であるプロセッサの話題には全く触れずに、ロボットやウエアラブル端末、IoT(Internet of Things)に関連する話題ばかりを取り上げたからだ(写真1)。

 プロセッサに関するニュースが無かったわけではない。Intelは2015年8月にアーキテクチャを一新した「第6世代Coreプロセッサ」を発売したばかり。今回のIDFはその技術的な詳細を初めて説明する場だった。それにも関わらずKrzanich CEOは基調講演で、パソコンやサーバー向けである第6世代Coreプロセッサを「無視」した。

 スマホやタブレットの台頭によってパソコン市場は縮小し、スマホやタブレットもまた成長が鈍化し始めている。Intelだけでなく「パーソナルコンピューティング」に関わる業界全体が、パソコンやスマホに変わる新しい成長エンジンを必要としている。その候補としてKrzanich CEOがIDFの基調講演で取り上げたのは、ロボットとウエアラブル/IoT(Internet of Things)端末だった。

3Dカメラ「RealSense」がロボットに搭載可能に

 Intelはロボットの「視覚」を供給するメーカーになる――。Krzanich CEOがロボットに関して打ち出したメッセージはこうなる。ロボットの視覚になるのが、Intelが開発する3D(3次元)モーションカメラ技術の「RealSense」だ。

 RealSenseは、物体の奥行きを計測する「深度センサー」を備えたカメラ技術だ。Krzanich CEOはRealSenseを「人間のような視覚をコンピュータにもたらすものだ」と表現する。RealSenseカメラを搭載したコンピュータは、物体を3次元的にスキャンする「3Dスキャン」をリアルタイムに実行できるからだ。既にIntel自身がRealSenseカメラを販売しているほか、米Dellや台湾AcerなどがRealSenseカメラを搭載したパソコンやタブレットを販売している。

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「脱パソコン・脱スマホを急ぐ米Intel、頼るのはロボット、ウエアラブルそして「素人」」の著者

中田 敦

中田 敦(なかだ・あつし)

シリコンバレー支局

1998年慶應義塾大学商学部卒業、同年日経BP社に入社。ITproや日経コンピュータを経て、2015年5月からパロアルトに開設したシリコンバレー支局を拠点に、シリコンバレーの最新事情を取材中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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