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米VMwareが踏み出した「脱vSphere」、狙いは「DevOps」

2015年9月14日(月)

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 米VMwareがついに、「vSphere」の名前を冠さないサーバー向けの仮想化製品を発表した。コンテナベースの仮想化製品である「Photon Platform」だ。同社は「クラウドネイティブ」と呼ぶ新しいタイプのアプリケーションの開発者を取り込むと説明している。

 Photon Platformは、同社が2015年8月30日から9月3日まで米サンフランシスコで開催した「VMworld 2015 US」で発表した。コンテナベースの仮想化とは仮想的なOS環境である「コンテナ」単位でサーバーを論理分割する手法だ。VMwareの既存のサーバー仮想化製品である「vSphere」は、「仮想マシン」によってサーバーを論理分割する。

 今回の発表によってVMwareはコンテナベースの仮想化製品を2種類持つことになった。一つは既存のvSphereをコンテナに対応させた「vSphere Integrated Containers」、もう一つがvSphereの名前を冠さないPhoton Platformだ()。

表●「vSphere Integrated Containers」と「Photon Platform」の比較
製品名vSphere Integrated ContainersPhoton Platform
位置付け既存vSphereユーザー向けクラウドネイティブ向け
運用管理vCenterPhoton Controller
OSPhoton OSPhoton OS
ハイパーバイザーvSphere hypervisorPhoton Machine

 vSphere Integrated Containersでは、既存のハイパーバーザー「vSphere hypervisor(ESXi)」で稼働する仮想マシンの上で、「Photon OS」という軽量なLinuxディストリビューションを稼働し、その上でコンテナを稼働する。コンテナの運用管理には既存の「vCenter」を使用する。

 Photon Platformでは、新規に開発した軽量ハイパーバーザー(同社は「マイクロバイザ」と呼んでいる)である「Photon Machine」を使用し、その仮想マシンの上でPhoton OSを稼働し、その上でコンテナを稼働する。コンテナの運用管理には新しいツールである「Photon Controller」を使用する。

 既存vSphereをコンテナに対応させたvSphere Integrated Containersは、1年前の「VMworld US 2014」で開発方針を発表した製品であり、今回はその製品名を発表しただけだ。既定路線の製品と言える。それに対してPhoton Platformは、今回のVMworld US 2015で全く新規に発表した製品だ。

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「米VMwareが踏み出した「脱vSphere」、狙いは「DevOps」」の著者

中田 敦

中田 敦(なかだ・あつし)

シリコンバレー支局

1998年慶應義塾大学商学部卒業、同年日経BP社に入社。ITproや日経コンピュータを経て、2015年5月からパロアルトに開設したシリコンバレー支局を拠点に、シリコンバレーの最新事情を取材中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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