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数千万人の「Amazon Prime」会員が「Washington Post」の潜在読者に

2015年9月29日(火)

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 米Amazon.comの有料サービス「Amazon Prime」の会員が、追加コスト無しで「Washington Post」のデジタル版を読めるようになるという。

写真●「Washington Post」のWebサイト
[画像のクリックで拡大表示]

 Washington PostはワシントンDCの地方紙ではあるが、全米、いや全世界に読者を持つ新聞だ。同紙は2013年にAmazonのJeff Bezos CEO(最高経営責任者)に2億5000万ドルで買収された。この買収はAmazonが企業として行ったものではなく、あくまでもBezos氏個人によるもの。彼は古いことばで表現すれば「新聞王」になったのである。

 新聞ビジネスが苦境にあえいでいるというのは、ニュースとしても聞き飽きた感があるが、他でもないJeff Bezos氏が買収したとあって、誰も考えつかないびっくり級の奥の手が出てくるのではないかと期待されていた。それが、このAmazon会員への無料サービスということになる。

 この無料サービスは6カ月間の期間限定で、6カ月経てば月額3.99ドルの有料モデルになる。たとえ有料でも、Washington Postの現在のデジタル版購読料は月額9.99ドルなので、Amazon Prime会員は格安の購読料で同紙を読めることになる。

 このインパクトはかなり大きい。

 まずは、読者数がどれだけ増えるか。Amazonは Amazon Primeの会員数を明らかにしていないものの、2500万~4000万人はいると想定されている。一時的とはいえ、この全員がWashington Postデジタル版の購読者になる可能性がある。6カ月後にほんの一部が有料購読者として残るだけだったとしても、そのリーチはすごい。

 先だって「New York Times」のデジタル版有料購読者が100万人を超えたことがニュースで伝えられていたのだが、それとは比べ物にならないほどの多数の読者を獲得することになるのだ。

技術面での進歩がめざましいWashington Post

 Jeff Bezos氏がオーナーになって以来、Washington Postはさまざまな改良を加えてきた。

 そのひとつは、ページをロードする時間を大幅に短縮したこと。ある計測によると、8秒から1.7秒にスピードアップした。ここでは、コンテンツやプログラム上の工夫もあるが、読者にとってロード完了を早く感じさせる仕組みも導入しているようだ。

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「数千万人の「Amazon Prime」会員が「Washington Post」の潜在読者に」の著者

瀧口 範子

瀧口 範子(たきぐち・のりこ)

ジャーナリスト

シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、社会、文化、時事問題、建築、デザインなどを幅広く日本のメディアに寄稿。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長