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UberのライバルLyftの運転手に話を聞いてみた

2015年10月9日(金)

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 最近、立て続けに「Lyft」を利用する機会が続いた。Lyftは配車サービスであり、ごく一般の人が自分の車を運転して、移動を必要とする人々を目的地まで送り届ける。日本でもよく知られる「Uber」の競合だ。

 今回は数回の出張に際してLyftを使ったわけだが、その便利さはタクシーやレンタカーをはるかに上回る。そもそもアメリカのタクシーは呼び出すのが面倒で、本当にやってくるのかどうかがアテにならないところがある。日本のタクシーとはサービス精神が大違いなのだ。また料金も高い。レンタカーは、事務所へ行って借り出す手間が掛かる。

 その点、今回の体験で言えば、Lyftでは予想以上にどこにいても運転手が見つかった。さらに、使う前はプロでない運転手に嫌な思いをさせられるのではないかと恐れていたが、そうしたことは全くなかった。これからも利用できると思った。

 UberではなくLyftを利用したのは、せめてもの抵抗である。

 Uberは、利用者も多いしより広く知られているが、会社としての傲慢な振る舞いには数々の批判が出ている。当局の要請を無視する、批判をしたジャーナリストを脅す、Uberのために働くドライバーを正当に扱わない、などである。最近では共同研究をもちかけたカーネギーメロン大学のロボット研究所の研究者を、研究が開始するやいなやごっそりと奪い、自社に取り込んでしまうという事件もあった。

 ビジネスを拡張し勝つために躍起になっている努力を非難したくはないが、その過程で見られる企業としての何かしらエゲツない振る舞いは、どうも好きになれないのだ。

ドライバーの多くは、UberとLyftをかけもち

 さて、Lyftだが、今回運転してくれたドライバーの全員がUberドライバーの経験者でもあった。そもそも、Uberだ、いやLyftだと分けて考えているのはユーザーの方だけで、両方をかけもちして働いているドライバーはたくさんいる。私が会った5人のLyftドライバーのうち3人までが、呼び出しがかかればどちらにも対応すると、両方のアプリを常に立ち上げていた。

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「UberのライバルLyftの運転手に話を聞いてみた」の著者

瀧口 範子

瀧口 範子(たきぐち・のりこ)

ジャーナリスト

シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、社会、文化、時事問題、建築、デザインなどを幅広く日本のメディアに寄稿。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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