• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

シェアリングエコノミーに異議あり!

2015年11月16日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 2015年11月13、14日に米ニューヨークで、「Uber」などの「シェアリングエコノミー」を批判的に議論する「Platform Cooperativism(プラットフォームコーポラティヴィズム)」というカンファレンス(会議)が開催される。インターネットの「プラットフォーム」が誰のものなのかを考える、よい機会になりそうだ。

 このPlatform Cooperativismという会議は、先だってこのコラムでも取り上げた米O'Reilly Mediaによる経済をテーマにした会議「Next:Economy」と対をなすものになりそうだ(関連記事:テクノロジーの米O'Reillyが経済をテーマにした会議を開催する理由)。両会議は開催時期もほぼ同じである。

 先に取り上げたO'Reilly MediaのNext:Economyは、一言で言えば、シェアリングエコノミーの企業が出現したことの意味と展望を探る会議だ。「Airbnb」は大きなホテルチェーンよりもたくさんの客室を供給しているが、社員はたった800人。それに比べてホテルチェーン「Hilton」を運営する米Hilton Worldwideは15万2000人もの従業員を抱えている。Airbnbのような企業がこれからの会社像になるのか。そうなると経済や社会はどう変わるのか。そんなことを話し合う。

 一方のPlatform Cooperativismは、そうした見方に「待った」をかけ、現在のシェアリングエコノミーを巡る議論が、一方的な見方しかしていないことを指摘する内容となるようだ。こうした代案を出してくるところに、「さすが、アメリカ」と感心する。

 それでは、この会議が言う「プラットフォームコーポラティヴィズム」とは何か。

プラットフォームは関係者全員で共同経営せよ

 結論から言えば、UberやAirbnb、「TaskRabbit」といった「普通の人々が他の普通の人々にサービスを提供する会社」は、それに寄与するすべての関係者によって共同経営されるべきもの、という考え方だ。

 プラットフォームとは、その手のサービスの取引を可能にするインターネット上のプラットフォームのこと。そしてコーポラティブとは、日本でも「コープ」といった言葉で知られているように、従業員がみなで経営権を持つ事業体のことである。さらに「イズム」がついているのは、そうしたことを目指そうではないかという呼びかけだからだ。

コメント0

「シリコンバレーNext」のバックナンバー

一覧

「シェアリングエコノミーに異議あり!」の著者

瀧口 範子

瀧口 範子(たきぐち・のりこ)

ジャーナリスト

シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、社会、文化、時事問題、建築、デザインなどを幅広く日本のメディアに寄稿。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

誰もやらない領域を根気強く続けられるかが成功の秘訣。

田坂 正樹 ピーバンドットコム社長