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韓国愛知経済交流会議に現代自動車など22社が参加

日韓正常化50年、政治は政治、ビジネスはビジネス(前編)

2015年7月21日(火)

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 日韓国交正常化50周年を記念して、愛知県名古屋市で「韓国愛知経済交流会議」が開催された。同会議は商談会、セミナー、レセプション、工場視察などで構成される2泊3日間のイベントだ。

 主催は、韓国側が大韓民国産業通商資源部(部は省)、駐名古屋大韓民国総領事館、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、韓日経済協会、韓日産業技術協力財団。日本側は愛知・韓国経済交流会議実行委員会(愛知県、名古屋商工会議所、中部経済連合会、あいち産業振興機構)が仕切った。

 韓国から現代自動車ジャパン、大宇インターナショナルのほか、自動車部品メーカーなど合わせて22社82人が参加。日本からはデンソーやトヨタ紡織など愛知の企業19社、118人が参加した。

 韓国の参加者からは「日本の企業とは長い付き合いをしたい」という趣旨の感想が相次いだ。

偶然の出会いが日韓交流のタネとなった

 KOTRAと韓日経済協会、韓日産業技術協力財団の関係者は、「韓国愛知経済交流会議を開催できたのは、愛知県の大村秀章知事のおかげだ」と口を揃えた。

 同会議は偶然の出会いから始まった。大村知事が2014年10月、生物多様性世界地方政府首脳会議に参加するため韓国を訪問した際に、李鐘允(イ・ジョンユン)韓日経済協会副会長と出会った。李副会長が大村知事に、愛知県企業と韓国企業の交流を提案したのが、経済交流会議のきっかけとなった。

 李副会長は、「愛知は日本の製造業が集まる中心なので、愛知の企業と取り引きすることで実質的な韓日経済交流が生まれると思った。地域間の交流が盛んになれば、韓国と日本全体が緊密な関係になれる」と考え、大村知事に経済交流会議の必要性をアピールしたという。李副会長の提案に大村知事が同意し、着々と準備が進んだ。

名古屋にいると『嫌韓』は全く感じない

 初日の6月30日に、駐名古屋大韓民国総領事館が名古屋市内のキャッスルプラザでレセプションを主催した。レセプションに参加した同総領事館の金榮煥(キム・ヨンファン)専門官は次のように名古屋の雰囲気を伝えた。

 「領事館はKOTRAと協力して、愛知県の企業と韓国企業をつなげる経済文化交流イベントを毎年行っている。だが、200人が参加する大規模な経済交流は今回が初めて。東京や大阪では『嫌韓』があるようだが、名古屋にいると全く感じない。韓国に進出した愛知企業が多いので経済交流しましょうという雰囲気だ」。

 レセプションの席上でKOTRA名古屋貿易館の金鉉泰(キム・ヒョンテ) 館長は、韓国からの出席者に向けて次のように語った。「名古屋は自動車産業都市として韓国でも有名だ。KOTRA名古屋貿易館は2009年に初めてトヨタ自動車と商談会を開催。2014年には史上初めて、自動車部品で対日貿易黒字を記録した」。

 「名古屋貿易館は、韓国の部品メーカーを名古屋の企業に紹介するKorea Auto Parts Parkを2013年から運営している。最近、メキシコや南米に工場を持つ韓国の自動車部品メーカーを紹介してほしいというリクエストが名古屋の日本企業から増えている。韓国企業と日本企業が協力して第3国で共生してほしい。どちらかの国が一方的に輸出をたくさんするのではなく、Win-Winの関係にならないといけない」

 レセプションに参加した、名古屋に住んで20年という在日韓国人の方は、韓国からの参加者に名古屋の特徴を説明した。「名古屋商人は細かいことで有名。しかし一度信頼した相手はとことん助ける。名古屋で成功すれば日本のどこに行っても成功できる。名古屋企業や愛知企業の良さは長く取引をすればするほどよく分かる」。

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「韓国愛知経済交流会議に現代自動車など22社が参加」の著者

趙 章恩

趙 章恩(ちょう・ちゃんうん)

ITジャーナリスト

研究者、ジャーナリスト。小学校~高校まで東京で育つ。ソウルの梨花女子大学卒業。東京大学学際情報学府博士課程に在学。日経新聞「ネット時評」、日経パソコン「Korea on the web」などを連載。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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