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「日本とは100年後の未来を考えた交流を続けたい」

日韓正常化50年、政治は政治、ビジネスはビジネス(後編)

2015年7月22日(水)

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 セミナーの後には交流会が続いた。韓国からの参加者に対して、経済以外の面でも愛知の魅力が豊富であることをアピールした。愛知県内の特産品と観光名所を紹介するパネルを展示。愛知県産日本酒の試飲会や、和太鼓演奏なども催した。愛知県商工会議所が「名古屋味噌の韓国向け輸出が2015年は過去最高を記録した」というエピソードを紹介した。

7月1日名古屋クラウンプラザホテルで行われた韓国愛知経済交流会議の交流会で参加者らが和太鼓演奏を鑑賞している

 交流会で駐名古屋大韓民国総領事館の朴煥善(パク・ヒョンソン)総領事が祝辞を述べた。「ものづくりの本場である愛知で韓日経済交流会を開催できてとてもうれしく思う。韓国と日本は国交正常化した1965年以降、経済を中心に協力してきた。韓日関係では企業人の役割が重要である。日本とは100年後の未来を考えた交流を続けたい。愛知が、韓国と日本の共同繁栄の中心地になると信じている」。

「日本の工場はどこを見ても整理整頓されている」

 7月2日、韓国からの参加者は二手に分かれてものづくり産業を視察した。第1チームは、豊田自動織機のTOYOTA L&Fカンパニー高浜工場とアドヴィックスの刈谷工場を見学した。豊田自動織機の工場は主にフォークリフトを生産している。豊田自動織機は、韓国にもTOYOTAフォークリフトの販売店があるのでぜひ買ってほしいとアピールしていた。一方、アドヴィックス刈谷工場は主に自動車用ブレーキシステムを製造開発している。

7月2日は最後の日程として産業視察が行われた。

 工場見学後、韓国の参加者は次のように感想を述べた。

 「韓国の自動車組み立て工場は広く、その設備は米国式の最新のものですっきりしている。しかし設備のメンテナンスや社員教育、安全教育は日本に学ばなくてはならないと思った。組み立てにかかる時間を管理していることや、どこを見ても整理整頓が徹底されているところがすごい。韓国も安全や教育に力を入れているが日本はさらに上だった」

 「日本の工場は非常に狭いが、少人数で効率よく稼働させているところがすごい。日本の製造業の工場を何度も見学したが、愛知の工場はどこよりも効率よく動いている。今日は来ていない他の社員にも見学させたい」

 韓国の参加者らは「組み立てにロボットは使わないのか」「年間ロードマップ管理はどのようにしているのか」といったことを積極的に質問していた。

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「「日本とは100年後の未来を考えた交流を続けたい」」の著者

趙 章恩

趙 章恩(ちょう・ちゃんうん)

ITジャーナリスト

研究者、ジャーナリスト。小学校~高校まで東京で育つ。ソウルの梨花女子大学卒業。東京大学学際情報学府博士課程に在学。日経新聞「ネット時評」、日経パソコン「Korea on the web」などを連載。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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