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「ひどい覆面」から始まったタイガーマスク伝説

天才・佐山聡、2年4カ月の光と影

2016年10月4日(火)

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1981年4月23日にデビューしたスーパーヒーロー・タイガーマスク。衝撃のデビューに隠された真実とは

 『アナザーストーリーズ』取材班はだいぶ前から「タイガーマスク」についての取材を進めていたが、事情があって、放送までに時間がかかっていた。すると視聴者の方から「あると聞いているタイガーマスクの回の放送はいつなんですか」と問い合わせをいただいてしまった。お待たせいたしました。10月5日、放送です。

マンガから飛び出し、少年たちを魅了

 タイガーマスク。1968年に登場した梶原一騎原作のプロレスマンガは、翌年にはテレビアニメ化され、当時の子どもたちから絶大な人気を集めた。今回の主人公はその劇中で活躍するタイガーマスクでも、その正体である伊達直人でもない。1981年、新日本プロレスのマットに、マンガから抜け出てきたかのように忽然と現れた覆面プロレスラーその人である。

 タイガーマスクは、プロレスと言えば体の大きな人がぶつかり合うものというイメージをがらりと変えた人物だ。軽やかな身のこなしで“四次元”の技を披露すると、全国の小学校の教室で、体育館で、林間学校先で、男子児童がローリング・ソバットを真似るようになった。そのうちの一人がアナザーストーリーズのプロデューサー、久保健一である。

 「小学校3年生の時ですね。デビュー戦の直後から、同じクラスの小池君と桜井君と、練習していました。雨の日は外で遊べないので教室でやるんですけど、滑って後頭部を打つ人が続出していました」

 マスクで正体を隠していたタイガーマスクの「中の人」は、佐山聡。マンガの続編をアニメ化するタイミングで、“リアル版”の主役に選ばれた。強さを究めようとプロレスの道を選んでいた佐山は、武者修行中のメキシコ、その後拠点を移したイギリスで人気プロレスラーとなっていた。

初代タイガーマスク・佐山聡。マンガの世界から現実に飛び出した伝説のプロレスラーは覆面の下に苦悩を抱えていた

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「時効スクープ ~今だから、聞けた」のバックナンバー

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「「ひどい覆面」から始まったタイガーマスク伝説」の著者

久保 健一

久保 健一(くぼ・けんいち)

NHK プロデューサー

1972年、千葉生まれ。平成9年NHK入局。「プロジェクトX~挑戦者たち~」「プロフェッショナル仕事の流儀」などの制作に携わる。現在、NHKエデュケーショナルにて「アナザーストーリーズ~運命の分岐点~」や「世界入りにくい居酒屋」などを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

片瀬 京子

片瀬 京子(かたせ・きょうこ)

フリーライター

1972年生まれ。東京都出身。98年に大学院を修了後、出版社に入社。雑誌編集部に勤務の後、2009年からフリー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長