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ある日系米国人が変え得るクルマの未来

常識を破るために捨てるべきものとは?

2015年7月28日(火)

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 ガソリン車からハイブリッド車、電気自動車から水素燃料電池車まで…。クルマを動かすための技術は近年、大きく進化してきた。

 ところが、「ユーザー・エクスペリエンス」(利用者体験)という点では、あまり変化がないと言わざるを得ない。ホンダが世界に先駆けてカーナビゲーション・システムをアコードに搭載したのは、1981年のこと。以来、利用者体験を劇的に変える技術はほとんど登場していない。

 長らく続く沈黙。これを打ち破ろうと、日本人起業家たちがシリコンバレーで奮闘している。彼らの発想や行動から、日本の大手企業が学べることとは何か。

トヨタも注目するベンチャー

 ドライバー向けにスマートフォン(スマホ)のアプリケーション(アプリ)を開発するDrivemode(ドライブモード)。その開発拠点は、サンノゼの閑静な住宅街にある。外観はごく普通の「ガレージ(車庫)」だが、中に入ると、長机や椅子にホワイトボードが並んだオフィスになっている。

ドライブモードの開発拠点。ごく普通の民家だ(写真:鍋島 明子)

 実はここ、シリコンバレーではちょっと知られた“名所”。トヨタ自動車など世界中の大手自動車メーカーや部品メーカーから今、共同開発の依頼が殺到している。

 同社が開発するアプリの特徴は、ドライバーがスマホの画面を見ずに指先の簡単な動きで操作できる点にある。その具体的な使い方はこうだ。

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「ある日系米国人が変え得るクルマの未来」の著者

池松 由香

池松 由香(いけまつ・ゆか)

日経ビジネス記者

北米毎日新聞社(米国サンフランシスコ)で5年間、記者を務めた後、帰国。日経E-BIZ、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経ものづくりの記者を経て、2014年10月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中谷 巌 「不識塾」塾長、一橋大学名誉教授