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商圏が1.2キロなのは、そこに団地があったからです

カクヤス社長 佐藤順一氏に聞く

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2015年8月6日(木)

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業務用酒販店だったカクヤスが家庭への宅配に乗り出したのはバブル崩壊の数年後。ディスカウントショップが台頭したこともあり、赤字転落は目の前だった。配達エリア内であればビール1本から、1時間程度で無料で玄関まで配送という現在のビジネスモデルは、そのときに構築が始まったという。カクヤス社長の佐藤順一氏に日経トップリーダーの音声配信番組「週刊 社長@ボイス」キャスターの内田まさみさんがインタビューした。

家庭にお酒を届けると聞くと、アニメ『サザエさん』の登場人物、三河屋のサブちゃんをイメージします。

佐藤:サブちゃんはいい人ですが、私から見ると、配達先でタラちゃんと遊んでいたりして、自分の人件費に対する意識が低いんですよね。それだからなかなか価格を下げられずにいたのが、酒販業界でした。

佐藤順一(さとう・じゅんいち)氏
1959年東京都生まれ。筑波大学卒業後、祖父が1921年に創業したカクヤス本店(現カクヤス)に入社。93年から社長。東京や神奈川、埼玉、千葉、大阪などで、酒類を中心に飲料・食品を販売する「なんでも酒やカクヤス」「KYリカー」「マインマート」を展開する。業界淘汰の嵐が吹く中、ビール1本から無料で届ける宅配サービスを実現し、会社を大きく発展させた。(写真:鈴木愛子、以下同)

1年間で利益が10分の1に激減

佐藤さんは3代目、社長を継いだのは厳しい時期だったようですね。

佐藤:バブル経済が弾けてシャンパンなど特に高いお酒が売れなくなって、それから、飲食店の倒産が相次いで売り上げが下がり、不良債権を多く抱え込むことになりました。トリプルパンチです。年間1億円あった利益が1000万円になったときには、このままでは来期は赤字だ、まずいなと思いましたね。

 一方で、時代の寵児となっていたのがお酒のディスカウントショップです。3社が相次いでIPO(新規株式公開)をして、雑誌でも大きく採り上げられていました。酒販店には安く売るという考えがなく価格競争がなかったので、安い店が現れたら、それは人気が出ますよね。多くの酒販店はなんとか生き残ろうと価格面で追随しようとしました。

 私のところは、たまたま酒類小売りの免許を持つコンビニもやっていたんです。当時はまだ酒販免許の規制緩和が行われておらず、お酒を売れるコンビニの方が、売れないコンビニよりも売り上げが大きかったため、コンビニの本社が酒屋さんに声をかけるケースが多かったのですね。この店で酒のディスカウントショップをやろうと実行に移しました。

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