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美瑛を舞台に日本の将来の課題を考える

インテリジェンス社長が語る人材育成の未来

2015年8月18日(火)

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 ヤフー、インテリジェンス、日本郵便、アサヒビール、電通北海道、美瑛町役場――。

 背景や年齢、共通言語などが全く異なる組織の精鋭たち31人が、2014年5月、北海道・美瑛に集まった。

 課せられたテーマは「この地域の抱える課題を解決するプロジェクトを提案せよ」。期間はわずか半年。参加した31人は、6つのチームに分けられて混成チームを組む。研修の最中には、空中分解しかけるチームもあれば、高い結束力で課題に挑むチームもある。

 単行本『ヤフーとその仲間たちのスゴイ研修』では、2014年5~10月に、北海道・美瑛で繰り広げられたリーダー育成研修を追ったドキュメンタリーだ。

 誰もがリーダーになりたがらない時代に、どのようにして未来のリーダーを育てるのか。多くの企業で経営者や人事担当者は、こう頭を悩ませているはずだ。これまでのように、外部に丸投げしてもリーダーは生まれない。

 前代未聞のリーダー研修はいかにして生まれたのか。1回目と2回目では研修の発案者でもあるヤフーのピープル・デベロップメント統括本部・本間浩輔本部長に話を聞いた(「ヤフーが前代未聞のガチンコ研修を作ったワケ」、「なぜ企業はリーダーを育てられないのか」)。続いてヤフーと共に研修を開発したインテリジェンスの高橋広敏社長にその狙いを聞く。今回はその前編。

インテリジェンスの高橋広敏社長(撮影:的野 弘路、ほかも同じ)

インテリジェンスはヤフーと一緒に、北海道・美瑛を舞台にした研修に参加しています。31人の参加者が6つのチームに分かれて試行錯誤する様子は非常に印象的でした。

高橋社長(以下、高橋):まさにドラマですね。本当に面白い研修ですよ。後は、その経験を持ち帰ってどこまで生かせるか。

この研修は、人手も時間も随分と割かれますね。なぜインテリジェンスは参加したのでしょうか。

高橋:我々は人材サービスを提供する会社ですから、人をいかに育てるかということをいつも考えています。人材領域のサービスでは、お客様である企業の組織の活性化や、持続的な成長に向けたサクセッションプランについて、普段からご相談をいただいています。

 我々は単に人材を派遣して終わりとは考えていません。本当にお客様の会社を良くして、個人が活躍できるような人材サービスを手掛けてたいと思っています。

 研修に参加したのは、もちろんインテリジェンスの今後のリーダーを育てる意味もあります。けれどそれよりも、世の中でユニークな研修や、新たなタイプの研修について、自分たちが積極的に実験台となって参加していきたい。そんな思いがあってお話を聞いた時、参加することを決めました。

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「美瑛を舞台に日本の将来の課題を考える」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネスクロスメディア編集長

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ビル・エモット 国際ジャーナリスト、英エコノミスト誌・元編集長