• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

あなたは、でこぼこの不完全なチームで成果を出せるか

経営学習論のプロが教えるダイバーシティーの本当の意味

2015年9月7日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 ヤフー、インテリジェンス、日本郵便、アサヒビール、電通北海道、美瑛町役場――。

 背景や年齢、共通言語などが全く異なる組織の精鋭たち31人が、2014年5月、北海道・美瑛に集まった。

 課せられたテーマは「この地域の抱える課題を解決するプロジェクトを提案せよ」。期間はわずか半年。参加した31人は、6つのチームに分けられて混成チームを組む。研修の最中には、空中分解しかけるチームもあれば、高い結束力で課題に挑むチームもある。

 単行本『ヤフーとその仲間たちのスゴイ研修』では、2014年5~10月に、北海道・美瑛で繰り広げられたリーダー育成研修を追ったドキュメンタリーだ。

 誰もがリーダーになりたがらない時代に、どのようにして未来のリーダーを育てるのか。多くの企業で経営者や人事担当者は、こう頭を悩ませているはずだ。これまでのように、外部に丸投げしてもリーダーは生まれない。

 前代未聞のリーダー研修はいかにして生まれたのか。1回目と2回目では研修の発案者でもあるヤフーのピープル・デベロップメント統括本部・本間浩輔本部長に話を聞いた(「ヤフーが前代未聞のガチンコ研修を作ったワケ」「なぜ企業はリーダーを育てられないのか」。3回目、4回目は、ヤフーと共に研修を開発したインテリジェンスの高橋広敏社長に、その狙いを聞いた(「美瑛を舞台に日本の将来の課題を考える」「挑戦する『場』が社員を育てる」。5回目と6回目は、研修全体を監修した“学びのプロ”、東京大学の中原淳准教授に話を聞く。経営学習論を専攻し、「大人の学び」に関する領域の第一人者でもある中原准教授が見たこの研修の意義とは。

東京大学の中原淳准教授(撮影:的野 弘路、ほかも同じ)

「ヤフーとその仲間たちのすごい研修」では、2014年に実施した異業種リーダー育成の様子を描いています。同じ取り組みを今年も始めたと聞きました。前年と内容は変えたのでしょうか。

中原准教授(以下、中原):2014年の研修では、最後に参加者の人たちが、互いに振り返ってフィードバックをし合う仕組みを設けました。それを今回は、研修の途中でも入れています。良かったことや、もっと貢献してほしいことを、研修の途中で参加者の皆さんが、互いに伝え合う。例えば「第一印象をもっと良くした方がいいですよ」とか「こういう言い方はない」とか。やっぱり、みんな互いに思っていることがあるわけです。それを研修の途中で伝え合うようにしています。

 プログラムを変えた背景には前回の反省がありました。最後に互いの思いを言い合うと、「もっと早くに伝えてくれれば成果を出せたのに」という人がたくさんいたんです。自分が気づいていないような指摘を受けて、「変えたのに」と思った人が多かった。

 そこで今回は、互いにぶっちゃけ合う回を前倒すことにしました。途中でぶっちゃけ合えば、そこから先の研修で伸びる可能性がありますから。

お互いに傷つけ合う可能性もあるわけですよね。参加者の立場になると怖い気もします。

中原:多分、大丈夫だと思いますよ。

コメント0

「ヤフーとその仲間たちのすごい研修」のバックナンバー

一覧

「あなたは、でこぼこの不完全なチームで成果を出せるか」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネス記者

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・鉄道業界や小売業界などを担当する一方、書籍編集なども手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック