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“不妊蚊”が登場、「ジュラシック・パーク」を生んだ米国の反応は?

<デング熱の処方箋・その4>

2015年9月29日(火)

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『ジュラシック・ワールド』 公開中 配給:東宝東和
Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

 “シカクいアタマをマルくする”というコピーつきで、電車の中で見たのだと思う。

 「シカが増加して農作物や樹木に害が及んでいる。自然の仕組みを利用して個体数を減らす方法を考えてください」

 進学塾の広告らしく、どこかの中学の入試問題だと紹介されていました。

 答えは「オオカミなどのシカを食べる動物を放つ」。

 オオカミがシカを捕食するのは、確かに自然の原理です。

 しかし、始まりはヒトがオオカミを絶滅させ、そのためにシカが増えすぎたこと。生態系から種を消し去ることもさることながら、既に生態系からいなくなった種を再び生態系に導入することは、本当に自然だと言い切れるのでしょうか。

 なんとなく釈然としないでいましたが、アメリカのイエローストーン公園ではオオカミを再導入して樹木に害をもたらすワピチという動物の数を減らすことに成功。日本でも、ニホンオオカミ協会という団体が、絶滅したニホンオオカミに代わって別のオオカミを導入し、昔の生態系を取り戻そうと本気で提案していることを知りました。

 翻って、今、デング熱対策として「種の撲滅」が試みられています。

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「“不妊蚊”が登場、「ジュラシック・パーク」を生んだ米国の反応は?」の著者

村中 璃子

村中 璃子(むらなか・りこ)

医師・医療ジャーナリスト

一橋大学出身、社会学修士。北海道大学医学部卒。都立高校中退。WHO(世界保健機関)西太平洋地域事務局の新興・再興感染症チーム等を経て、現在、医療問題を中心に執筆中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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