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「CCRC」はプチセレブな老後を実現する救世主か

2015年9月18日(金)

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千葉県千葉市稲毛区のCCRCでは、元気なシニアが多数暮らしている

 多くの日本人が描く「老後」とはどのようなものだろうか。例えば、定年を迎え、定年後の再雇用や自治体のシルバー人材センターなどで働く。あるいは、現在のシニアの子供世代は共働きが多いから、近隣に孫がいればその世話をしたいという人もいるだろう。悠々自適に、自分の趣味に打ち込むことを考えている人もいるかもしれない。

 やがて体が弱り、働くことを辞める。デイサービスなどの介護を受けるようになる。入退院を繰り返す。パートナーのどちらかが亡くなり、独居となる。しばらくは独居を続けるが、徐々に衰え、子供との同居や施設入所に踏み切る―─。

 こんな誰もが当たり前と思っている「老後」に、徐々に歪みがみられている。その代表例が、孤独死や認知症の増加だ。団塊の世代が年を取るにしたがって、こうした歪みはさらに拡大する。

 また、今後は都市部を中心に介護も不足する可能性がある。今年6月、増田寛也・元総務大臣が座長を務める日本創成会議は、2025年に介護施設が一都三県で約13万人分不足すると推計した。

 この通称「増田リポート」を楽観視しようと、悲観的に捉えようと、それぞれの自由だ。だが、必要な時にサービスが足りなくなって困るよりは賢く生き抜きたい。そう思う人は、選択肢として「CCRC」を検討してみてはどうだろうか。

 「CCRC」は、Continuing Care Retirement Communityの略。高齢者が健康なうちに入居し、介護や医療が必要になっても安心して住み続けられるような施設をいう。米国で普及したものだが、日本でもこれを手本に建設される例が見られ始めたのである。

スケールメリットで豪華なサービスも可能に

 JR稲毛駅(千葉市)から車で15分。道路沿いに大型のチェーンストアが連なる、典型的な“郊外型風景”の中に、「スマートコミュニティ稲毛」がある。

 敷地内には、最大で1200世帯が入居できる大規模マンション5棟が並ぶ。分譲価格は1380万~2000万円が中心。他に入会金が必要だが、それほど高価ではない。住民の多くが、それまでの自宅を売った資金を元手に入居している。

 部屋のアラームを鳴らせば、24時間待機しているスタッフがすぐに駆けつけてくれる。看護師が常駐している保健室を併設し、地元のクリニックや総合病院とも連携。いざという時に備えた仕組みが整っている点が通常の分譲マンションとの大きな違いだ。

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「「CCRC」はプチセレブな老後を実現する救世主か」の著者

河野 紀子

河野 紀子(こうの・のりこ)

日経ビジネス記者

日経メディカル、日経ドラッグインフォメーション編集を経て、2014年5月から日経ビジネス記者。流通業界(ドラッグストア、食品、外食など)を中心に取材を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

林 英樹

林 英樹(はやし・えいき)

日経ビジネス記者

大阪生まれ。神戸大学法学部卒業後、全国紙の社会部記者として京都・大阪で事件を取材。2009年末に日本経済新聞社に入り、経済部で中央省庁担当、企業報道部でメディア・ネット、素材・化学業界などを担当。14年3月から日経BP社(日経ビジネス編集部)に出向し、製造業全般を取材している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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