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リコー三浦善司社長が明かす「独自の手帳術」

入社以来、愛用する手帳は、大切な「パートナー」

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2015年10月28日(水)

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 「私は非常に多くのことを手帳に書き込んでいます」。そう話すのは精密機器メーカー、リコーの三浦善司社長。自らを“メモ魔”と称するほど、手帳を活用している。

 三浦さんの手帳の各ページには、5色の「フリクション」で細かい文字がびっしりと書き込まれている。「手帳はスケジュール管理だけのものではありません」と語る三浦社長は、気に入った英語のフレーズから自分の体温まで、手帳に書き込むという。グローバルに活躍する三浦さんに、独自の手帳活用術を語ってもらった。

(聞き手は呉 承鎬)

三浦善司(みうら・ぜんじ)氏
1950年生まれ。76年3月に上智大学大学院経済学研究科修士課程修了後、同年4月にリコー入社。Ricoh France S.AのPRESIDENT兼CHAIRMANを経て、常務、専務兼CFO(最高財務責任者)、総合経営企画室長などを歴任した。2013年4月に社長兼CEO(最高経営責任者)に就任した。(写真:鈴木愛子)

年初に目標を記入し、必ずやり遂げる

三浦社長はいつも手帳を胸ポケットに入れているそうですが、さぞ重宝されているのでしょうね。

 私にとって手帳は、日々のスケジュール管理だけのものではなく、備忘録でもあり、健康管理のツールでもあり、決意を書いて実行するための証しでもあります。自分の分身のような存在で、大切な「パートナー」です。

 手帳に様々なことを書き込むことは既に習慣になって久しく、書かないと何かを忘れてきたような気持ちになります。大げさに言えば、書かないと心持ちが悪い。昨年英国に出張した際に手帳を紛失したのですが、手帳のない期間は不自由を通り越して、苦痛でした。後で見つかり、ほっとしたことを覚えています。

なぜ、手帳がそこまで大切なのでしょうか。

 手帳に「書く」ことで、様々な効果が得られると考えています。その1つが「覚悟を決められる」こと。私はリコー入社以来、ハンディーサイズの手帳をずっと使い続けていますが、毎年最初に、手帳の1ページ目にある年間カレンダーの横に「今年実行すること」として決意表明を書き込むようにしています。「業績を●%アップさせる」という経営方針に関わるものから、「筋トレを▲回やる」といったプライベートなものまで、大体10項目くらい書きます。

 書いておけば、忙しさに紛れて忘れることもない。常に目に入るので、決意を実行するよう促される。毎年、この目標をクリアできるように努力し続けたからこそ、今があると思っています。

 「書いたことは必ずやり遂げる」。手帳に決意を書くことが、「覚悟を決める」1つのきっかけになるわけです。

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