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デジタル音痴企業に陥らないための方策

竹中工務店、丸紅など先進企業に学ぶ

2015年11月9日(月)

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 日経ビジネス11月9日号では特集「デジタル音痴社長 会社を滅ぼす」を掲載した。デジタル技術が猛烈な速度で進化を続けている中、IT(情報技術)が苦手なトップでは、会社を伸ばすことも守ることもできない時代が到来した。にもかかわらず、日本には依然「デジタル音痴社長」が少なくない。

 デジタル音痴がトップに君臨すれば、会社自体が「デジタル音痴企業」と呼ばれかねない。ではどうすればよいのか。IT経営を推進する企業のケースから産業界が今すぐ打つべき対策を探る。

 「よく『ITをどうやってうまく導入しているのか』と聞かれるが、この質問には正直、違和感がある。私にとってITは経営そのものであり、企業文化を作り上げるもの」。

 こう話すのは食品トレー製造大手、エフピコの佐藤守正社長だ。エフピコは2003年からサプライチェーンマネジメントなどのシステムを稼動させ、IT経営に大きく舵を切った企業のひとつ。

 エフピコの2015年3月期の売上高は1649億円とシステム稼動前の2003年3月期に比べ約1.5倍に増加し、売上高営業利益率は2.2%から5.6%へと向上した。製造、流通、販売の効率化を図り、製品の種類も3倍程度に増えた。多品種少量で1万種類を製造・販売する。

 佐藤社長は「『IT導入』という表現は、経営とITを完全に切り離して考えている証拠。それではうまくシステムが機能しないだろう」と指摘する。

「経営者はITが苦手だという思い込みをまず、捨てたほうがいい」と語るエフピコの佐藤守正社長(撮影:北山宏一)

 特集の取材を通じて専門家からは「自ら『ITが好きではない、ITについてはちんぷんかんぷんだ』と社内外に豪語するトップも少なくない」との指摘が多かった。佐藤社長のように経営とITを一体と考えているトップからすれば「ITが苦手=経営が苦手」ということになる。これでは当然、経営者として失格だ。

 日本IBMのインタラクティブエクスペリエンス事業統括の工藤晶パートナーは「欧米の先進企業なら、ITが苦手ということが判明しただけでトップの座から引きずりおろされかねない」と指摘する。

 エフピコの佐藤社長は「経営者は『ITが苦手』などと口外しないことはもちろん、自ら苦手だと思い込むことをまず、やめた方がいい」と話す。

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「デジタル音痴社長 会社を滅ぼす」のバックナンバー

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「デジタル音痴企業に陥らないための方策」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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