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デジタル音痴社長の暴走を止めよ

有能な参謀役「CIO」が企業を救う

2015年11月11日(水)

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 「最新の営業支援システムを導入したのに紙の報告書に固執する」「ITは部下に任せきり。電子メールはおろか、スマホすら使わない」ーー。11月9日号本誌特集「デジタル音痴社長 会社を滅ぼす」では、このようなIT(情報技術)に苦手意識を持つ経営者の暴走ぶりを紹介した。

 デジタル音痴社長がはびこる企業がある一方でITを積極的に活用している企業もある。各社に共通していることはIT部門の責任者としてCIO(最高情報責任者)がいることだ。CIOが自社の経営に合ったシステムを導入している。

 例えば、積水化学は業務で利用するシステムの多くを自社開発にこだわっている。デジタル音痴社長のなかには不要なシステムをITベンダーに勧められるがままに導入してしまうことがある。積水化学のように自社開発にこだわればその心配もない。

 積水化学はグループ社員2万人が使う電子メールや受発注など主要なシステムを自作している。寺嶋一郎情報システムグループ長は「各部門の要望を聞いて既存製品に手を加えるよりも、ゼロから作った方が使い勝手が良い」と話す。導入当初に開発期間はかかるが、一度作ってしまうと社員が増えても費用は増えない。既存製品を使うと、毎年多額の保守費用がかかるがこれも不要となる。

ITだけ詳しいシステム部門を作らない

 システム部門の人材育成に力を入れるのがリコーでCIOを務める石野普之ビジネスプロセス革新センター所長だ。

 システム部門に長く在籍するとITだけに詳しくて、どう活用して売り上げを伸ばしていくのかを考える力が備わりづらい。そこでリコーでは情報システム部門と事業部門との人事ローテーションを強化している。海外にも若手を中心に15人を駐在させて、システムにどう活かせるかを考える役割を担う。石野所長は「武者修行に出して修羅場を経験させることがシステム部門に戻った時に役立つ」と話す。

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「デジタル音痴社長 会社を滅ぼす」のバックナンバー

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「デジタル音痴社長の暴走を止めよ」の著者

西 雄大

西 雄大(にし・たけひろ)

日経ビジネス記者

2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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