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進化する台湾人、蔡英文の実力

新台湾総統の素顔に迫る

2016年1月18日(月)

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(写真=AP/アフロ)

 「捲土重来」。1月16日に実施された台湾総統選挙を一言で表した時、これほどしっくり来る言葉はほかにないのではないだろうか。4年前の2012年1月14日、同じ総統選挙で蔡英文率いる民主進歩党(民進党)は、国民党が支持する馬英九に敗れた。降りしきる雨の中、大勢の支持者は顔を流れる雫が涙なのか雨なのか分からない状態で、蔡英文の演説――敗北宣言を聞いたのだった。

 当時、支持者に対して「可以哭泣,不要放棄」(泣いてもいい、しかし諦めてはいけない)と励ましながら、「有一天我們會再回來」(いつの日か、我々は再び戻ってくる)と呼びかけた蔡英文は、見事に約束を果たした。

 前回の総統選挙は馬英九が689万1139票、蔡英文が609万3578票と約80万票の差だった。今回は16日午後10時時点の集計では蔡英文689万票、国民党候補の朱立倫381万票と300万の差をつけた。

 多くの台湾人が、中国と台湾にある政治的な隔たりを、「経済交流」という形で埋めようと試みた馬英九のこれまでの政策に「NO」を突きつけた。その民衆の不満をすくい上げるかのように成長してきたのが蔡英文だ。この4年間、庶民の暮らしを理解しようと台湾各地を演説して回った。その泥臭さ、地味さに親近感を覚え、今まで民進党支持者でなかった層のファンを増やしたとも言われている。

コメント1件コメント/レビュー

本誌(日経ビジネス)は台湾総統選挙の結果を武田さんと福島さんが速報で報じているが、蔡英文氏の生い立ちやパーソナリティ、今後の政権課題、日本との関係等をコンパクトにまとめた内容であり、多くの読者に有用な情報だと思う。
一方、本誌の報道姿勢と真逆なスタンスが大手メディア(NHKや朝日新聞など)だと思う。理由は過度な中国配慮(?)姿勢であり、蔡英文氏が安倍総理をはじめとして日本の保守政治家と親しいことなどを含め、今後とも控えめな報道(報道しな自由)は今後とも変わらないのではないかと思う。
日本のメディアと同じようなリアクションとなったのは、お隣の韓国である。朝鮮日報によれば――朴槿恵大統領は台湾総統選で当選した最大野党・民進党の蔡英文主席に祝賀メッセージを送らないことが17日、分かった。米国と日本は当選確定後すぐに歓迎のメッセージを送っている。とのことである。(2016/01/18 13:50)

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「進化する台湾人、蔡英文の実力」の著者

武田 安恵

武田 安恵(たけだ・やすえ)

日経ビジネス記者

大学院卒業後、2006年日経ホーム出版(2008年に日経BPと合併)に入社。日経マネー編集部を経て、2011年より日経ビジネス編集部。主な担当分野はマクロ経済、金融、マーケット。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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本誌(日経ビジネス)は台湾総統選挙の結果を武田さんと福島さんが速報で報じているが、蔡英文氏の生い立ちやパーソナリティ、今後の政権課題、日本との関係等をコンパクトにまとめた内容であり、多くの読者に有用な情報だと思う。
一方、本誌の報道姿勢と真逆なスタンスが大手メディア(NHKや朝日新聞など)だと思う。理由は過度な中国配慮(?)姿勢であり、蔡英文氏が安倍総理をはじめとして日本の保守政治家と親しいことなどを含め、今後とも控えめな報道(報道しな自由)は今後とも変わらないのではないかと思う。
日本のメディアと同じようなリアクションとなったのは、お隣の韓国である。朝鮮日報によれば――朴槿恵大統領は台湾総統選で当選した最大野党・民進党の蔡英文主席に祝賀メッセージを送らないことが17日、分かった。米国と日本は当選確定後すぐに歓迎のメッセージを送っている。とのことである。(2016/01/18 13:50)

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