• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

JDI、新型液晶パネルの「賞味期限」

迫る中国勢と有機EL(OLED)の衝撃

2016年1月18日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 中小型液晶大手のジャパンディスプレイ(JDI)が、新型液晶パネル「ピクセルアイズ」の量産出荷を始めた。ピクセルアイズはタッチセンサー機能をディスプレーに内蔵した液晶パネル(インセルパネル)。昨年12月末から茂原工場(千葉県茂原市)で本格的に量産を始め、他の工場でも今後順次生産していく計画だ。まずは、中国のスマホメーカー向けに納入を始めた。

ピクセルアイズの第2世代の量産を始めた茂原工場(千葉県茂原市)

 今回量産を始めたピクセルアイズは第2世代。第1世代は2012年から出荷している。第2世代はタッチ感度が大幅に向上したほか、画面の適用サイズが6型から16型まで大きくなったことでパソコンなど中型パネル市場にも応用できるようになった。スマートフォン(スマホ)向けが売上高の約9割を占めるJDIにとって、スマホ以外の市場開拓を急ぐうえで戦略商品となる。

 第1世代のピクセルアイズを市場に投入した2012年当時、インセルパネルを量産していたのはJDIだけだった。それまでは液晶パネルの上に外付けのタッチパネル部材を載せて作るのが一般的。タッチ機能を内蔵するインセルパネルは従来の液晶パネルより価格を引き下げられるため、米アップルの「iPhone」シリーズや中国メーカーのスマホへと次々と採用が広がった。

 JDIがピクセルアイズの第1世代を投入してから約3年。性能の差はまだあるが、2015年に入ってから中国メーカーが相次ぎインセルパネルの量産を開始した。天馬微電子は昨年4月に量産を始め、中国レノボグループに納入していると見られる。京東方科技集団(BOE)も量産中だ。

 約3年だったピクセルアイズ第1世代の「賞味期限」。競争環境が刻一刻と変わる液晶パネル市場で、第2世代の賞味期限は一体どれくらいあるのだろうか。

「ニュースを斬る」のバックナンバー

一覧

「JDI、新型液晶パネルの「賞味期限」」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「タイム・トゥ・マーケット」で売らないともうからない。

栗山 年弘 アルプス電気社長