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好調「LINE」の新サービス、首脳が語る秘訣

「LINE LIVE」と「LINE NEWS」の今とこれから

2016年2月4日(木)

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 「ベッキー騒動」で話題のLINEだが、1月末にLINEが発表した決算は好調そのもの。生放送の番組を視聴できる「LINE LIVE」といった新たな周辺サービスも破竹の勢いで伸びている。成長の鍵を握る出澤剛社長と舛田淳取締役に新サービスの今とこれからを聞いた。

 2015年通期のLINEの売上高は、前年同期に比べて40%増の1207億円だった。2013年比で2倍以上の伸びを見せた2014年通期に比べ成長率では劣るものの、まだまだ稼ぐ余力があることを見せつけた。

 「2015年を振り返ると、LINEの『プラットフォーム化』推進の1年だった。大型サービスのリリースもできて、それぞれ非常に強い手応えを得ている。順調に推進できたなと思います」

LINEの出澤剛社長。昨年4月に就任してから10カ月が経った(写真:陶山 勉)

 森川亮前社長の退任に伴い、昨年4月に就任した出澤剛社長は、そう話す。本業であるコミュニケーションを軸に、ゲームからeコマース、マンガ・音楽・動画などのエンターテインメントまで次々と拡充される周辺サービス。まさにLINEは「プラットフォーム」路線を突き進む。

 なかでも、昨年末に立て続けに強化・発表された2つのサービスの動きが目立つ。生放送の番組を視聴できる「LINE LIVE」と、ニュース配信の「LINE NEWS」だ。

「“体験の断絶化”を阻止したかった」

 LINE LIVEは、昨年12月のサービス開始から1カ月で、月間ユニーク視聴者数(1カ月に1回以上、視聴したユーザー数)が1100万人を超えた。延べ視聴者数も1月9日時点で累計4300万人を記録している。

「LINE LIVE」の画面。昼12時からの帯番組「さしめし」は人気コンテンツとなっている

 これまで配信された番組のうち最も多くの視聴者を集めたのは「AKB48劇場オープン10周年スペシャル」で約221万人。独自制作の番組だけではなく既存メディアと連携した番組も好評で、「第57回 輝く!日本レコード大賞」の舞台裏を中継した「日本レコード大賞舞台裏へ生潜入!」は100万人以上の視聴者を集めた。出澤社長は言う。

 「やっぱり、LINE LIVEの特徴は、同時にみんなが見るということ。ネットでそのボリュームを出すのはこれまで難しかったんですけれど、LINE LIVEでは最初から、例えばお昼の番組に100万人以上が集まる。なぜ可能かというと、『LINE』のトーク画面へのプッシュ通知でみんなに一斉に知らせることができるからなんですね。そこが、既存の動画配信サービスとの一番大きな違いで、強みだと思っています」

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「好調「LINE」の新サービス、首脳が語る秘訣」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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