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国産ステルス戦闘機、真の敵は米軍機?

米露中に続き、2月中にもいよいよ初飛行へ

2016年2月8日(月)

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 三菱重工業などが手掛ける国産ステルス戦闘機の実証機が、2月中旬以降に初飛行する見通しとなった。これまで有人ステルス機の飛行に成功しているのは、米国、ロシア、中国の3カ国。実証機で性能を検証し、次期主力戦闘機を日本が自主開発するか、米国など海外と共同開発するかといった基本方針を2018年度までに決める。高い技術力が必要な戦闘機の調達方針がどうなるかは、今後の日本の航空機産業に大きな影響を与える。

 防衛装備庁は1月28日、国産ステルス戦闘機の実証機の型式を「X2」とするとともに、2月中旬以降に初飛行させると発表した。実証機は2009年度に試作を始め、約400億円を投じてきた国家プロジェクトだ。主に三菱重工が機体を担当、IHIがエンジンを製造する。

「防衛装備庁が開発中の国産ステルス機(愛知県の三菱重工工場)」

 2月の初飛行ではコンディションの良い日を選んで、三菱重工の工場に隣接する名古屋空港から離陸。上空で性能試験を行い、航空自衛隊岐阜基地に着陸する予定だ。3月末までに防衛省に引き渡し、その後は防衛省のもとで飛行試験などを続ける。

ステルス性と高運動性を両立

 実証機は「ステルス性」と「高運動性」の両立を目指して作られた。ステルス性とは、敵のレーダーで発見されにくい能力のこと。機体に照射されたレーダーを本来の方向に反射させないようにすることで、どこにいるのか探知されにくくする。1991年の湾岸戦争で米軍が投入したステルス機で世間に知れ渡った技術だ。

独特の機体形状によってステルスなどの性能を実現した

 実証機では、機体の形状やエンジンのダクトを工夫したり、電波を吸収する素材を用いたりした結果、レーダーでは「大きな昆虫か鳥くらいにしか映らない」(自衛隊幹部)水準のステルス性を実現したという。敵に戦闘機であることがばれなければ効果的に任務を遂行できる。

コメント11件コメント/レビュー

F-22 Raptorを輸入できなくなった別の原因に、たしかタイミング悪く機密漏えい事件があったと記憶しています。機密の固まりを漏洩を起こす組織には売れませんよね。
しかし、米国の戦闘機開発にかかっている予算、人員、期間、いずれも日本の何倍あるか判りませんが、到底太刀打ちできるレベルじゃない。
もう退役しましたが長期運用されたF-14、日本でも運用している現役のF-15などを見ても何度も改良を重ねて進化しており、その開発ノウハウの蓄積は相当なものでしょう。
そんな相手と真の敵などと言えるレベルに到達できるのか疑問です。(2016/09/26 18:22)

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「国産ステルス戦闘機、真の敵は米軍機?」の著者

寺井 伸太郎

寺井 伸太郎(てらい・しんたろう)

日経ビジネス記者

2002年、慶応義塾大学を卒業し、日本経済新聞社に入社。東京や名古屋での企業担当などを経て、直近は決算を取材する証券部。15年から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

F-22 Raptorを輸入できなくなった別の原因に、たしかタイミング悪く機密漏えい事件があったと記憶しています。機密の固まりを漏洩を起こす組織には売れませんよね。
しかし、米国の戦闘機開発にかかっている予算、人員、期間、いずれも日本の何倍あるか判りませんが、到底太刀打ちできるレベルじゃない。
もう退役しましたが長期運用されたF-14、日本でも運用している現役のF-15などを見ても何度も改良を重ねて進化しており、その開発ノウハウの蓄積は相当なものでしょう。
そんな相手と真の敵などと言えるレベルに到達できるのか疑問です。(2016/09/26 18:22)

ステルス機は売国奴の必需品だ。敵対する某国に 乗り逃げ すれば相手国は大喜びする。乗り逃げは簡単だ。なにせ防空識別レーダーに映らないからだ。その気があるなら、まず航空自衛隊に入隊しよう。将来一生国賓並みの生活が待っている。ベレンコ中尉の実績もあるし!(2016/09/26 11:34)

高性能の飛行機はフォルムが美しいと決まっていたものだが、最近のステルス機に関しては必ずしもこれが当てはまらない。というか醜いくらい。
しかるにこの機体のフォルムはとても美しいではないか。。。。。
機体のフォルムがステルス性能の良し悪しに与える影響はとても大きいと聞くが、果たしてこの美しい機体のステルス性能はF-35やF-22と比較してどうなのだろうか?
もしこの機体がそれらブサイクな先輩達に負けじ劣らず高いステルス性能を持つとしたら米国の設計者のセンスが悪いということなのだろうか?
興味のあるところだ。(2016/02/08 16:28)

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三品 和広 神戸大学教授