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逃げ馬トランプ、スーパーチューズデー首位通過

マッチョ化したルビオに“ペテン師”のカウンターが炸裂

2016年3月4日(金)

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 3月1日、米国では民主、共和両党の予備選と党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。民主党は11州と米領サモア、共和党も11州と対象となる州が多く、代議員総数の約2割が配分されるスーパーチューズデーは文字通り、両党の指名獲得争いの最大のヤマ場である。

 結果は既に報じられているように、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官がアラバマ州やアーカンソー州、ジョージア州など南部を中心に8カ所で快勝した。

 一方の共和党はテッド・クルーズ上院議員が地元のテキサス州やオクラホマ州など3州、同じくフロリダ選出のマルコ・ルビオ上院議員がミネソタ州を押さえたが、不動産王のドナルド・トランプ氏は7州を制覇、ライバルに対するリードをさらに広げた。

 民主党のバーニー・サンダース上院議員やクルーズ、ルビオ両上院議員は選挙戦の続行を明言している。だが、3月15日にはフロリダ州やイリノイ州、オハイオ州など代議員数が多い州で予備選挙が開催される上に、勝者が代議員を総取りする「ウィナー・テイク・オール方式」を採用する州が増えるため、15日に事実上、終戦を迎える可能性もある。

 それぞれの候補の「決戦の火曜日」を写真とともに振り返る。

ドナルド・トランプ氏
写真:AP/アフロ

 初戦のアイオワ州党員集会こそクルーズ氏の後塵を拝したが、その後のニューハンプシャー州、サウスカロライナ州、ネバダ州の連勝で波に乗ると、11州中7州で勝ち切った。今後、予備選が予定されている州でも優勢を保っており、共和党の指名争いで頭一つ抜け出している。

 当初は低学歴の白人労働者階級の支持をベースにしていたが、予備選を勝ち抜く中で宗教的保守層や穏健派、高学歴、女性など幅広い層に支持を広げた。また、30%代半ばが上限だった支持率もネバダ州党員選挙で4割を突破、大統領候補として指名されるに相応しい地力を示している。

 共和党の“教義”を屁とも思わぬ異端候補の躍進に、党主流派の懸念は深まるばかり。反トランプのテレビCMを大量投下して勢いを止めようと画策するも、指名候補争いから撤退したクリス・クリスティ・ニュージャージー州知事(写真左)がトランプ支持を表明するなどトランプ氏につく人間も増加中だ。「いずれ消える」と侮って、トランプ氏に対する攻撃を抑えたツケが出ている。

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「逃げ馬トランプ、スーパーチューズデー首位通過」の著者

篠原 匡

篠原 匡(しのはら・ただし)

ニューヨーク支局長

日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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