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新型iPhone、世界で品薄のワケ

アップルは減収、部品不足で期待の新商品は“玉不足”

2016年5月2日(月)

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 米アップルが今年3月末に発売した新型スマートフォン「iPhone SE」が世界的に供給不足となっている。スマホの大画面化を敬遠する消費者の需要をつかみ、アップルの想定以上に売れている。ただ、部品メーカーの在庫不足も“玉不足”の一因だ。

 「想定以上の品薄。64GBモデルは今予約しても1カ月待ちです」

 4月28日、都内にあるビックカメラの携帯電話売り場。賑わいを見せる店頭の様子と反して、販売員は複雑そうな表情でこう話す。

米アップルが3月末に発売した「iPhone SE」(中央)は画面サイズが4インチ。既存モデルの「iPhone 6s」(左、4.7インチ)、「iPhone 6sプラス」(右、5.5インチ)と比べると小型で、端末価格も安いので世界中で需要が伸びている(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

 3月31日に発売した米アップルの新型スマートフォン「iPhone SE」が、想定以上の売れ行きを見せている。「前回のiPhone 6sと比べて、入荷量に数倍の開きがあるくらい少ない」(前出の販売員)と言い、発売から1カ月がたった今でも入手しにくい状況だ。同店舗だけではない。都内の別の販売店でも、「SEの入荷は1週間に1度あるかないか。1度の入荷数も2〜3台だけ。顧客の手に渡るのに最低でも4週間かかってしまう」と話す。

小型化好む消費者をつかむ

 SEは2世代前の主力モデル「iPhone 5s」と同じ4インチの小型画面を採用。基本機能は最新の6sに劣らないが、メーカー希望小売価格は16GBモデルで税別4万7800円と、6sに比べ約3万円も安い。

 アップル側は当初、計1000万台前後の販売を計画していたと見られる。年2億台超を販売する同社にとっては1割にも満たない数字だ。しかし、蓋を開けてみればスマホの大画面化や高価格化を敬遠する消費者の需要をつかみ、想定を超える売れ行きを記録している。品薄傾向は日本だけではない。米国や中国の地元メディアによると、家電量販店や小売店で在庫がおおむねなくなっており、入荷待ちの状態が続いているようだ。

 なぜここまで品薄状態となっているのか。

コメント4件コメント/レビュー

SEが7までの繋ぎの機種とは認識が出鱈目過ぎる。SEはあくまで5s以前の機種を使い続けているユーザを掬い上げるための機種だろう。6以降に移ったユーザからの乗り換えはほとんど想定されていない、画面の大型化を嫌ったユーザのための機種だ。だから、6登場以降も生産されつづけていた5sがSEの登場と共に生産終了になったんだろう。SEは7以降も小型機を求めるユーザのために生産され続けるのは明白だ。記事を書いた記者の認識が浅いと言わざるを得ない。(2016/05/04 16:30)

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「新型iPhone、世界で品薄のワケ」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

藤村 広平

藤村 広平(ふじむら・こうへい)

日経ビジネス記者

早稲田大学国際教養学部卒業、日本経済新聞社に入社。整理部勤務、総合商社インド拠点でのインターン研修などを経て、企業報道部で自動車業界を担当。2016年春から日経ビジネス編集部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

SEが7までの繋ぎの機種とは認識が出鱈目過ぎる。SEはあくまで5s以前の機種を使い続けているユーザを掬い上げるための機種だろう。6以降に移ったユーザからの乗り換えはほとんど想定されていない、画面の大型化を嫌ったユーザのための機種だ。だから、6登場以降も生産されつづけていた5sがSEの登場と共に生産終了になったんだろう。SEは7以降も小型機を求めるユーザのために生産され続けるのは明白だ。記事を書いた記者の認識が浅いと言わざるを得ない。(2016/05/04 16:30)

齊藤さま
SEの入荷に待ちくたびれていたので、この記事には納得。
クックさんは、新興国以外の需要を見誤ったんですね。
今回、SEの発売タイミングやデザイン踏襲、ネームの付け方など、とても違和感があったのですが、記事にあるように、もしクックさんが、本当に在庫部品の一層の為と新興国てこ入れの為にSEを作っちゃったとするならば、「あ~やっちゃった」感がハンパないです。
7の成功のハードルがグンと上がってしまったようですね。
最近クックさんが7についてTVで「既存ユーザーが新しいiPhoneに買い換えたくなるであろう、素晴らしいイノベーションを準備中である」と発言したそうです。かなりの自信満々ですが、ユーザーとしては期待しておきます。ホントにスゲーのが出たら迷わずSEから乗り換えますよw
齊藤さん、これからもappleを追っかけてくださいね。(2016/05/04 14:39)

アイフォーンはコンピューターか、携帯電話か?
アップルは小さなコンピューターと考え、大きい方が売れると考えた。
しかし、アイフォーンの顧客はそうではなかった。
アンドロイドとアイフォーンの顧客は、層が違うのだ。
アンドロイドではどんどん画面の大型化が進み、アイフォーンは画面が小さいからダメだと言われたが、そう言っていたのはアンドロイドの方を評価するPCに詳しい層だった。
画面が小さくても、アイフォーンを支持した層は、PCに詳しくなく、携帯性や片手で打てるなどの使い勝手を重視する人たちだった。
ジョブズがいたなら、その層が多いと気づき、小さい画面を残しただろう。
少なくとも、先進国でも小さい画面で、安い機種の要望が多く、売れると気づいていただろう。
アップルが高価値で売る時代は、終焉に近づいている。薄利多売競争に入っているスマホを、今のままで続けるのか?まったく新しい価値をつけるのか?他社との差別化をもっとはかり、顧客にわかりやすく納得させられるのか?近い勝手や対応アプリの数、周辺機器の多さだけでは乗り切れない。現在ほとんど進歩していないが、かつて売り上げで大きく貢献したアイポッドのように、アイフォーンがなっていくのではないか?(2016/05/03 00:29)

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