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香港行政長官の選出、北京案を否決しても漂う“諦めムード”

2015年6月19日(金)

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 「立法会は次期行政長官選挙の制度改革案を否決!」

 その一報が流れると、民主派は歓喜の声を上げた。香港の国会に当たる立法会の建物を囲って状況を見守っていた彼らは、象徴である黄色い雨傘を天高く突き上げた。そして互いに抱き合い、中にはむせび泣く者もいた。

行政長官選挙制度の改革案を否決に持ち込み、支持者に報告する民主派議員たち

 民主派の1人は記者に対してこう叫んだ。「ここは俺たちの香港だ。中国のものではない」。

 香港の立法会は6月18日、2017年に実施される次回の行政長官選挙の制度改革案を賛成8票、反対28票で否決した。

 香港の行政トップである行政長官の選出方法を巡って、中国の全国人民代表会議(全人代)の常務委員会は昨年8月末、中国共産党に批判的な民主派の立候補を事実上不可能にする案を打ち出した。これに反発した大学生らが昨年9月末からデモを実施。香港の中心街の一角を2カ月にわたって占拠するまでに発展した。

柵を隔てた先の親中派に対して、民主派が勝利を宣言する

 「真の普通選挙を求める」。中心街の占拠は昨年12月に終結したが、民主派の訴えは続いた。立法会による審議が決まって以降、改革案を否決するよう民主派は街中で訴え続け、今回の採決で勝利を収めた。

親中派は無言の抗議を続けた

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「香港行政長官の選出、北京案を否決しても漂う“諦めムード”」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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