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三菱自社員、「今回こそ変われるんですか?」

検証・三菱自動車 不正調査報告書(4)

2016年8月19日(金)

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 三菱自動車はなぜ燃費不正に手を染めてしまったのか。本連載ではこれまで3回にわたり、社外の識者4人(弁護士3人とトヨタ自動車OB)がまとめた「燃費不正問題に関する調査報告書」をベースに、組織に潜む闇を読み解いてきた。

 現場が出来ないと言っても耳を傾けなかった開発トップ、開発本部の実情を知ろうともせずに高い目標とコスト削減の両立を望んだ経営陣、やる気を失い不正に手を染めた現場――。そこから見えてきたのは、同じ会社の仲間であるにもかかわらず、互いを非難し、歩み寄ろうとしないささくれ立った組織の姿だ。

23項目の再発防止策は機能するか

 2016年6月17日、三菱自動車は23項目に上る「再発防止策」を発表した。「走行抵抗並びに実測場所・日時、測定条件記載を必須化」「認証部を開発本部外へ移管して分離」「データ処理の自動化システムを導入」…。その多くは当たり前のことばかりで、むしろこれらを明文化しなければならないのが、今の三菱自動車の悲しい現実だ。 不正を起こさないための仕組みやルールはもちろん必要。だが、それらを運用する人の意識が変わらなければ、どんな仕組みやルールを設置したところで元の木阿弥になる。 三菱自動車は本当に生まれ変われるのか。連載の最終回はそこに焦点を当てたい。

2016年8月2日の記者会見に登場した(左から)益子修会長と山下光彦副社長

 2016年8月2日、特別調査委員会から報告書の提出を受け、三菱自動車の益子修会長と山下光彦副社長は報道陣を集めて会見を開いた。出席した記者は、「また同じことの繰り返しになりそうだ」という失望と、「もしかしたら変われるかもしれない」という希望の両方を抱くことになった。

コメント17件コメント/レビュー

身潰し自動車…(2016/11/24 15:34)

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「三菱自社員、「今回こそ変われるんですか?」」の著者

池松 由香

池松 由香(いけまつ・ゆか)

日経ビジネス記者

北米毎日新聞社(米国サンフランシスコ)で5年間、記者を務めた後、帰国。日経E-BIZ、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経ものづくりの記者を経て、2014年10月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

身潰し自動車…(2016/11/24 15:34)

この記事のあと、問題発覚後の燃費試験でもまた不正をしていたことが明らかになりました。
この記事の危惧がこうも早く立証されるとは! 記者さまの慧眼をほめたたえるべきか、あまりにひどいぜと三菱自に叫ぶべき場面か・・・。

世界には数多く自動車メーカーがあり、日本国内だけでも世界に異例なほど数多くあるのですから、おそらく三菱自動車という会社は、人類にも社会にもニッポンにとっても、不要な会社だと言っても言い過ぎではないでしょう。(三菱グループのお偉いさんたちが一番それを感じているでしょうね)。

そんななか、三菱自のみなさまは「オレたちもやるぜ」という矜持を、果たして示して行けるのでしょうか、上も、下も。(2016/09/18 20:51)

結論から言うと、この会社は今後も変われないでしょう 日産と組むにしても、それでも、企業文化すら変わることは無いと思います

前回、前々回の不祥事から一貫しているのが、上からやれと行っている内容と、実際に出来る能力に、乖離が観られると言うことですから その乖離を埋めるためには「どうすれば良いのか」を考える文化が無いため、闇雲に、レポートを出させるとかの内容を伴わない手段の行使だけがからまわりしてると観ます

伝聞で、不確かですが、トヨタのプリウスのHVの中枢となるメカニズムは、三菱電機が開発した者であったそうです(典拠不明) それを、当然、三菱自動車に持っていくのは当たり前ですよね ところが、三菱自動車は「要らない」と言ったそうです なので、三菱電機はトヨタに持ち込んで採用されたとか もっとも、三菱電機は、採用されないことを知った上で、一応、体裁のために仁義を切ったとも考えられますが

とにかく、ここまで行ってしまうと、自浄能力に決定的な毀損が観られるため、優秀な人材の確保が難しく、部品点数がひたすら増えて、個々の部品の品質管理のみならず、組み立てに至るまでの全工程が怪しいのでは無いかと観ます その理由は、「工数計算が出来ない」からです この計算が出来ないと言うことは、開発して製造するときの工場出しの価格(WP)の事前見積もりが出来ないことになります よって、売価(SP)をいくらに設定して、どの所得層を狙うのか等のマーケティングが不可能と言うことですから 車種を減らすのは当然ながら、このままだと、価格競争に突入する恐れすら出てきたなと思っております 未来は、限りなく暗い企業ですねぇ スバルが台数を大台に乗せた一方で、ここまで追い詰められると、ゴーン氏も、呆れているのでは無いでしょうか(2016/09/03 14:59)

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