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ファミマ沢田新社長「バカでも何でもやる」

商品良くても伝わらなければ意味がない

2016年9月12日(月)

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 9月1日、サークルKサンクスとの統合で始動した新生ファミリーマート。沢田貴司・新社長が日経ビジネスのインタビューに応じ「お客や加盟店オーナーのためなら、バカでも何でもやる」と意気込みを語った。

 沢田氏は伊藤忠商事出身。小売り事業に携わりたくて伊藤忠を飛び出し、入社したファーストリテイリングでは柳井正・会長兼社長の下で副社長を務め、ユニクロ急成長のけん引役になった。自ら立ち上げた企業支援会社のリヴァンプでは、米ドーナツチェーンの「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の日本進出などを手がけた。

 今年2月にファミマ社長への就任が発表されて以来、どちらかというとクールで慎重な印象を醸し出してきた沢田氏。就任から約1週間。ようやく持ち前の「沢田節」を解禁した。

(聞き手:藤村 広平)

今年3月に助走期間としてファミリーマート顧問に就任してから、コンビニ店舗のスタッフ研修を受けたそうですね。

沢田社長:レジ打ち、清掃作業、商品の発注から品出しまで何でもやりました。いかに自分が無能かって思い知らされましたよ。

何が難しいんですか?

沢田社長:全部。

沢田貴司 氏 1981年上智大学理工学部卒、伊藤忠商事入社。1997年ファーストリテイリング入社、98年副社長。2003年投資ファンド「キアコン」設立。05年企業支援会社「リヴァンプ」設立。16年3月ファミリーマート顧問、9月社長就任。トライアスロンが趣味で、サークルKサンクスとの統合3日前にも千葉県の大会に出場した。59歳(写真:的野 弘路)

コンビニの仕事って、覚えることが多そうです。

沢田社長:多い。すごく多い。レジに立つのは怖かったですね。Tポイントカードが使える商品と使えない商品があったり、支払いでいきなり「この商品券をつかってくれ」と言われたり。その瞬間瞬間で、ぴっぴっぴっと頭を切り替えなくちゃならない。このビルにもファミリーマートの店舗がありますけど、お昼どきにレジに入っているスタッフさんってホント半端じゃないことをやってます。

戦争みたいですよね。

沢田社長:本当にすごいと思う。

店舗スタッフにやりがいを

ファミリーマートだけではなく、サークルKサンクスの店舗でも店員として働いたとか。何か違いはありましたか。

沢田社長:半日だけでしたが、働きました。コンビニなので基本動作は同じだけれど、レジのシステムなどがやっぱり違います。(サークルKサンクスのレジの機能で)いいなあって思って、早速ファミマでも導入するように指示したものもあります。

例えばどんなものでしょう?

沢田社長:タバコやお酒を買うとき、年齢確認が必要になりますよね。明らかに20歳を超えているお客さんならいいけれど、なかには見た目だけではわかりにくいお客さんもいるじゃないですか。ときには店員としても言い出しにくい場合がある。サークルKサンクスのレジは年齢確認が必要な商品(のバーコード)をスキャンすると「身分証明書を提示してください」って機械が言ってくれるんですよ。

今年7月、都内のファミリーマート店舗でスタッフ研修を受ける沢田社長。「レジに立つのは怖かった」

 これはコンビニに限ったことではありませんが、人手不足って社会的にも大きな問題になっているでしょう。ファミリーマートで店舗スタッフとして働くみなさんに、いかに楽しんでもらって、やりがいを感じてもらえるかを考えていきたい。そのためには業務負担を減らし、ストレスをかけない工夫が必要です。現場研修で強く感じました。

コメント17件コメント/レビュー

「現代の奴隷制度」を絶賛推進する鈴木体制のセブンにはお金を落としたくないので、ファミマには是非頑張っていただきたいものです。個人的にはパン類が美味しい(セブンは不味い)と思っているのでそこに期待。
でも、一番好きなのはサンクスなんです実は。NB豊富で適度にユルいのが良いんです。他のコンビニの愛想の無いPBの山を目にすると、利益至上主義を主張されているようで「所詮自分は金ヅルか」って空しくなってくるんですよねえ。いや、単なる貧乏人の愚痴ですけどね。(2016/09/14 16:45)

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「ファミマ沢田新社長「バカでも何でもやる」」の著者

藤村 広平

藤村 広平(ふじむら・こうへい)

日経ビジネス記者

早稲田大学国際教養学部卒業、日本経済新聞社に入社。整理部勤務、総合商社インド拠点でのインターン研修などを経て、企業報道部で自動車業界を担当。2016年春から日経ビジネス編集部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「現代の奴隷制度」を絶賛推進する鈴木体制のセブンにはお金を落としたくないので、ファミマには是非頑張っていただきたいものです。個人的にはパン類が美味しい(セブンは不味い)と思っているのでそこに期待。
でも、一番好きなのはサンクスなんです実は。NB豊富で適度にユルいのが良いんです。他のコンビニの愛想の無いPBの山を目にすると、利益至上主義を主張されているようで「所詮自分は金ヅルか」って空しくなってくるんですよねえ。いや、単なる貧乏人の愚痴ですけどね。(2016/09/14 16:45)

自分の行動半径の中でしか言えないが、
近所のファミマは明るすぎる。店内照明のせいか陳列商品のせいか、壁紙のせいかは分からないが、特に夜行くと店に入った途端に目が眩む感じがする。そのため居心地が悪く、目的のものを手に取ったら即会計、即お帰りというコース。レジ横のフライをもう一品という気にならない。
近所のセブンはその点過度に明るくなく居心地が良い。
セブンはPBも充実してるが、いちばん目に付くところにNBを置いてある点が良い。そもそもコンビニはスーパーほど安くないってのは消費者の常識で、その中で10円20円に惹かれる理由は無い。仮に同じメーカーが同じ工程で作っていたとしてもPBとNBではなんとなくNBの方を好んでしまう。
だけど何故かローソンもファミマも目立つところにPBを置いてるんだよね。安物ばかり売ってるというイメージができてしまう・・・

まあ、コンビニは近所のよろずやだから、馴染みの店がセブンなら遠くに行ってもセブンに入るし、ファミマならファミマかも。(2016/09/14 13:55)

「外交と軍は車の両輪である」はビジネスに当てはまる、と誰かが言いました。
「営業と製品は車の両輪である」と。

さらに引用します。
「【企業とは売ることである】
どんなに良い製品でも販売が下手ならダメだ。
こんな簡単なことが、どの会社でも上手くゆかない。
販売の上手下手には実績が残らない。要するに過ぎ去つた時に空となる。
だから恒に創造してゆくことであり、それが連続的に未来永劫
次々とやつてゆかぬ限り、つまり(営業の)創造を停止したとき、
その企業は過去のものとして置去りにされ、発展は中止される。」(2016/09/13 12:08)

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