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ビザを抜いた銀聯カードが日本市場攻略へ

来日トップが語る「中国資本カード」のポテンシャル

2015年10月6日(火)

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 中国銀聯の発表によれば、2015年の第1四半期における銀聯カードの取扱高は約1兆9000億ドルと、米ビザの1兆7500億ドルを初めて抜いた。カードの累計発行枚数も50億枚を超えており、銀聯は国際的にも存在感のあるカードブランドになりつつあるという。

 普及の起爆剤となっているのが、「爆買い」とも評される中国人の旺盛な消費行動だ。中国から外国に行く旅行者数は今や1億人を超えた。現在、中国国内でカード発行業務ができるのは中国銀聯のみなので「旅行者のほぼすべてが銀聯カードを所持している」(中国銀聯)。海外旅行者が増えるほど、世界のカード市場で銀聯の存在感は高まる傾向にある。

 中国市場では既にシェア9割を超える銀聯にとって、次なる目標は銀聯を米国のビザやマスターに並ぶ国際カードブランドに押し上げることだ。2014年10月、中国国務院(内閣に相当)は、銀行カードの決済業務を外資系企業に開放すると発表した。今後、これまで未開拓だった中国市場を求めて各国カード会社が参入、競争が激化することが予想される。銀聯としては会社の持続的な成長を目指すためにも、中国人以外に銀聯カードを利用してもらう必要がある。

 「銀聯にとって、日本市場は次の発展段階へ向かうための重要なエリアと位置づけている」。中国銀聯傘下で、国際業務を手掛ける銀聯国際の蔡剣波CEO(最高経営責任者)は本誌に語った。日本は発展余地が大きい市場であるという認識だ。

銀聯国際の蔡剣波CEO(最高経営責任者)

 中国国外での銀聯カード累計発行枚数は約4500万枚に達するが、日本発行に限ると16万枚にとどまる。中国銀聯としてはアジア市場での存在感を高めるためにも、日本でのカード普及を進めたいと考えている。

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「ビザを抜いた銀聯カードが日本市場攻略へ」の著者

武田 安恵

武田 安恵(たけだ・やすえ)

日経ビジネス記者

大学院卒業後、2006年日経ホーム出版(2008年に日経BPと合併)に入社。日経マネー編集部を経て、2011年より日経ビジネス編集部。主な担当分野はマクロ経済、金融、マーケット。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師