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シーテックの憂鬱、変わる見本市のあり方

際立つ国内大手離れと中国勢の台頭

2015年10月14日(水)

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 10月7日~10日まで幕張メッセで開催した国際IT(情報技術)家電見本市「CEATEC JAPAN2015」。来場者の減少や大手メーカーの不在など地盤沈下が叫ばれる一方で、大手中国勢の初出展も目立つ。日本を代表する国際見本市のあり方が問われている。

 アジア最大級の国際IT(情報技術)家電見本市「CEATEC JAPAN 2015」が10月10日、千葉の幕張メッセで閉幕した。今年の出展社数は531社と昨年から16社減少。来場者数も1万7864人少ない13万3048人だった。出展社が約900社、来場者が20万人を超えていたリーマンショック前の2007年と比較すると、約6割に縮小している。出展社の顔ぶれを見ても、昨年に引き続きソニー、日立製作所が出展を見送ったほか、今年は東芝も出展を取りやめた。日本開催ながら、なんとも寂しい状況だ。

初出展でグランプリ

 そんなシーテックの会場で目立っていたのが、中国の電機・部品メーカーだ。

 中国最大手の液晶パネルメーカー、京東方科技集団(BOE)のブース。110型の大型8Kパネルを使ったプレゼンテーションが始まるやいなや、吸い寄せられるように来場者が集まってきた。ハイビジョンの16倍の解像度を持つ8K液晶。同社はその量産に世界で初めて成功した。

 会場では8K液晶のほかにも、さらに高精細な82型10K液晶も展示。シーテックの主催者側から「無条件に圧倒される」との評を受け、優れた技術に贈られる「ライフスタイル・イノベーション部門」でグランプリを受賞した。

中国最大手の液晶メーカー、BOEのブース。8K液晶ディスプレイを使ったプレゼンテーションが始まると、人が次々と集まってきた。

 BOEがシーテックに単独で出展するのは今年が初めて。日本ではシーテックの地盤沈下が叫ばれているが、その状況を外資勢はどう見ているのか。

 「液晶の展示は以前に比べて随分減りましたね。だからこそ、自分たちの技術をがんがんアピールできるチャンスだと思っています」(BOEの説明員)

 確かに、東芝やソニー、韓国のLG電子が参加していた過去のシーテックに比べると、液晶ディスプレイやテレビの出展数は減少した。BOEはその状況を逆手にとり、技術力をアピールしたいと意気込む。「中国メーカーだから、安かろう悪かろうだと思っていた。技術力の高さに驚いた」。来場者の20代の男性は感嘆の声をあげる。

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「シーテックの憂鬱、変わる見本市のあり方」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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牛島 信 弁護士